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6.初夜

ばーん! とは展開してませんが、少し物語を前進させました。

毎回ルビは、本来のつけかたにそむいて『-アイウエオ-』ってな感じにふられています。

2009.10/8 文章の微修正

 夢を見た。

 それは俺がまだ園児だったころの夢だった。

 魅奈が公園でいじめっ子にいじめられている。俺はそれを見つけてからすぐに駆け出していじめっ子を追い払った。

 魅奈はこの頃本当に泣き虫だった。転んだだけで大泣きしていたものだ。俺はそのたびに慰めてやっていた。そして、魅奈はいじめっ子を追い払った今でも泣いている。小さな手が俺の服を掴んで顔を俺の胸のあたりにうずめて泣いている。

 「なくなって。女の子だからって簡単にないちゃいけないんだぞ?」

 「だ、だって、えぐっ、魅奈のおさげが似合わないって、えぐっ! うわあぁぁああああん!」

 それは朝に母さんがやってくれたものだった。時間がかかって遅刻していたのを思い出す。

 「そんなことないぞ! 魅奈のおさげはにあってる! きっとあいつたちには魅奈のみりょくってやつがわからないんだよ」

 「ひっく…み、りょく?」

 「うん、みりょく! お母さんから聞いたんだけどね、魅奈の『魅』って字は、みりょくある子に育ちますように、ってことらしいぞ!」

 「そう、なの? でも、みりょくってなに…?」

 その頃の俺はあんまりそういう言葉がわからなかった。

 「たぶんかわいいってことだよ!」

 だから俺はそう答えたんだ。

 「そんなみりょくある魅奈のことは、おにいちゃん絶対に守るからな! さっきみたいにいじめっ子がきてもだいじょうぶだからな!」

 「ほんとう?」

 俺は胸を張ってもちろんと答えた。

 今じゃとても恥ずかしくていえないような言葉だけど、この頃の俺は絶対に魅奈を守ると約束した。そして決心した。

 ――意識が目覚めてゆく。


 「お兄ちゃんってば!」

 「ぶっ!」

 目が覚めたかと思えばいきなり妹に頬をビンタされた。

 「なにすんだよっ!?」

 「お兄ちゃんがいくら呼んでも起きないからでしょ! もう立花さんもいるんだから、ご飯食べるよ!」

 頬をさすりながら起き上がってみると、立花はいつ入ってきたのか食卓の椅子に座っていた。

 母さんはご自慢の料理をテーブルの上に所狭しと並べている。

 父さんは新聞を読むのをやめて、目の前に次々と置かれる食品の数に驚きを隠せないままでいる。

 いつもは三品ぐらいだというのに、今日は十品ぐらいある。さすがに俺も目を見開く。

 「なんだかすいません」

 「いいえ〜、うちはいっつもこんな感じですから〜」

 「お母さん、嘘はいけないよ」

 「あら、魅奈ったら何をいってるの♪ うちはいつもこれぐらいあるでしょ?」

 どうやら母さんは上機嫌なようだ。

 俺は立ち上がって席に座ろうと……

 「おい、俺の椅子は?」

 元より四人家族。俺の座るべきところには立花がさも当然といわんばかりに座っている。

 代わりの椅子が用意されている様子もない。

 「立って食えっていうのか?」

 さすがに立花にどいてもらうのは気がひけるから言ってみる。

 「何言ってるんだ。恭史の椅子はそこにあるだろう」

 父さんが指差す先には一見なにもない。

 俺が指差す先に近づいてみると……あった。椅子が。

 「これしかなかったわけ……?」

 父さんが頷く。

 俺に用意された椅子はダンボール箱を二個積み重ねたものだった。

 「大丈夫だ、一応中身は入ってるから沈む心配性はない」

 「どこが大丈夫なんだよっ!? 一種のいじめだぞ、これ!」

 「家族だぞ? いじめも何もあるもんか。おとなしく座りなさい」

 何が家族だ、と反抗しようとして魅奈がなんだか口を押さえているのに気づく。

 「おい、そこ」

 「な、なに? お兄ちゃん?」

 「笑っただろ?」

 「わ、笑ってないよ……誰もお兄ちゃんが無様だとは思ってないよ」

 「笑ってるも同然じゃねえか。無様とはなんだ無様とは」

 溜息を一つついて、俺は一人で合掌をする。

 それに続いてみんなが合掌をして、目の前にあるいつもより豪勢な食事を食べ始めた。


 ◇


 暇をもてあましたら、何かをしたくなる。

 街をうろついていた。面白そうなモノはいない。呆れてきて路地裏へといくことにした。

 途中で見かけるたむろするモノ。モノの裸姿が映ったりしているモノを見てにやにやしているモノ。どれも面白くない。

 さらに奥のほうに進んでいくと、なにやら何かが怒っている声が聞こえた。

 少しは面白いだろうと思って声のほうに進んでいくと、モノが三つぐらいで一つを殴り、蹴っている。モノ三つはそれぞれ顔に思いっきり殴られたような跡がある。

 暴力を振るわれている一つはとても弱そうで、殴られたり蹴られたりするたびにごめんなさいと謝っていた。

 そんなの知ったことないといわんばかりにモノ三つは暴行を加える。事情はよくわからないが、ただ賑わっているだけの街中よりかは――面白い。


 ――決めた。


 決めれば行動は早かった。

 そのモノたちのほうへ向かい、それを抜けて暴行を加えられている一つに入る。

 ………三秒ぐらい経てば、後は――僕のもの。

 未だに僕は殴られ続けている。蹴られ続けている。不良三人はなにやらよくわからない罵倒の言葉を吐きながら僕を殴る。蹴る。

 「いい加減に……」

 僕は一人の蹴ろうとしていた脚を掴む。

 「しろおおお!!」

 次の瞬間。その脚はありえない方向へ曲がる。男は悲鳴を上げる。

 僕はさらにもう片方の脚を掴んで、トマトでも潰すかのように脚を潰した。

 さらに男は悲鳴を上げて、残りの二人が恐怖でしりもちをつく。

 「な、なんなんだよ? ちょっと金くれっていっただけじゃねえか!?」

 ……そう。僕に金をくれといっていきなり三人がかりで路地裏に連れ込まれたんだ。

 ただ塾帰りだった僕を。

 「僕の金を、お前たちに上げる義理なんてない!」

 そういって、しりもちをついている二人のうち一人に飛び掛って、指を左の眼球にさす。

 暖かい肉が指にからみつき、まるでスライムのようにねっとりと絡みつく。

 男は悲鳴を上げているが、僕はさらにさしこんだ指を奥へとさした。そして肉を抉るようにして指を曲げて、一気に引き抜く。

 眼球につながる筋肉の糸のようなものが目から出る。そのまま男は悲鳴をあげなくなって死んでしまった。

 「や、やめてくれ! すまなかった、許してくれよ!!」

 最後に残った一人がわめく。股間の辺りがぬれている。

 「お漏らし?」

 ゆっくりと男に近づき、腕を掴む。

 それを思いっきり曲がるはずのない方向へ曲げ、一回転させて腕をもぎ取る。

 「何歳かしらないけど、お漏らしは恥ずかしいよ。死んじゃいたかったでしょ? だから殺してあげた」

 僕は笑う。

 そして僕から――意識がなくなって、モノが血溜りの中、一つ立っている。

 モノはさっきまで自分が殴られ、蹴っていたというのにいつの間にか自分は血でべったりと汚れていて、そして前には無残なモノが三つ。

 「うわあああぁぁああぁぁああああ!!」

 それを見届けてから、満足したからその場から去ることにした。


 ◇


 夕飯を食べ終わって、俺は自分の部屋へと戻ってきていた。

 なんだか食卓の雰囲気に耐えられなくなった。というか、なんだか俺だけ疎外感を感じて自室へ避難した、といった感じだ。

 親は立花に質問をして、それに立花は少しだけ微笑みながら答える。なんだかそれが喫茶店を出るときに見た笑みとは違ったような気がしてならなかったが、そんなことは些細なことだ。

 魅奈はといえば食事を食べながら立花を観察するように見ていた。立花もそれに気づいていたようだが、特段気にすることは無かったようだ。

 そんな中、俺だけダンボールの椅子に座り、ただ黙々とご飯を食べていた。楽しそうに話している親の邪魔をするのもなんだし、魅奈に何か話しかけようとしてもなんだか聞こえなさそうな感じだったから部屋へやってきたのだ。

 去り際に立花が荷物よろしく、といっていたが未だに行動に移してはいない。

 よろしく、というのは魅奈の部屋に運んでおいてくれ、ということだろう。

 ベッドの上にはなんの遠慮もなしに旅行するときに使うようなケースのようなものが置いてある。ってか、これはわざわざベッドの上にする必要はあったのだろうか。

 「そろそろ運ぶかな」

 つぶやいて、ベッドから立ち上がってケースに手をかける。そしてそれを持ち上げて、

 「…ありゃ?」

 持ち上げて……。

 「ふんっ!!」

 持ち上がらない。

 よく見ればベッドの荷物がおいてあるところだけへこみが大きいことに気づいた。人一人分ぐらいのへこみだろうか。

 「あいつ、どうやって持ってきたんだよ」

 梅規さんに持ってこさせる、とかいってたけど梅規さんもこれは重労働だったに違いない。

 俺はなんとかかんとか荷物に両手をかけて持ち上げ、少し浮いたところでよちよちとベッドの下に下ろす。

 おろせば小さいタイヤがついてるから、引いていけばいい。

 「にしても重い……。何が入ってんだよ」

 ……気にはなるが、宿泊用に持ってきた荷物とあらば服装類が入っているに違いない。というか、無断で人に荷物を見るなんて言語道断だ。

 取っ手のような場所を掴んで重いケースを運んでゆく。

 扉を開けると、食事を終えてあがってきたらしい立花と出くわした。

 「あら、どうしたの?」

 「どうしたの、じゃねえよ。この荷物重すぎんだろ」

 「そりゃあ、ほとんど一月お世話になるんだからそれぐらいの準備はしないといけないでしょ? それに、ただ泊まるだけじゃなくてムタンのこともあるんだから」

 「確かにそうだけど…っていうかもう無理。立花、これ運んできたんだろ? すまないが自分で運んでくれ」

 ケースをゆっくり床に置いて立花に運ぶよう促す。

 立花は少し不服そうな顔をしてその荷物を軽々しく魅奈の部屋へと持ち入っていった。

 思えば、魅奈に断りもいれてないのに部屋に入ろうとしていた俺はいろいろ迂闊だった。

 魅奈だって中学三年生。年頃の女子なんだから勝手に部屋に入られるのは嫌がるに決まっている。

 やがて立花は魅奈の部屋から出てくると何もいわずに俺の部屋へと入ってゆく。

 「何か用があるのか?」

 「さっきの漫画の続きを持っていきたいだけよ」

 そういって本棚から先ほど読んでいた漫画のヴァルスを数冊とってゆく。

 そんなに面白かったのだろうか。なんだか立花と漫画、というものが似合わないような気がする。

 立花は漫画を数冊抱えて魅奈の部屋へ入ってゆく。

 再び出てくると俺の前で止まる。

 「何か聞いておきたいこととかある?」

 「聞いておきたいこと?」

 聞かれて俺は思い出した。立花に聞かれなければ忘れるところだった。

 とりあえず俺の部屋に入って話すことにする。

 「聞いておきたいことは一つだけなんだけど、これからの生活のことだ。お前は俺を監視しなきゃいけないわけだろ? しかも肉眼で。となると、お前は四六時中俺について回らなきゃいけないことになっちまうけど、俺が単独で行動したいってときはどうするんだ?」

 聞いておきたいことはこれだ。

 仮にも夏休み、しかも初日だ。これから義や優たちと遊ぶ予定もあるし、他にも用事はいくらでもある。だというのに、そこで俺のすぐ横に俺をさらった女性がいる、だなんて話は笑えない。もちろん、出かけるたびに必ず横に女がいる、だなんてことは俺の精神状態が慣れなければいろいろ危ない。

 それを義と優が見れば、今度こそ警察を呼んで立花を連行させるかもしれない。

 「もちろん、私はこの眼で貴方を監視することになるわ。貴方が近くにいてほしくないっていうのなら影からでも監視する。といっても、用はムタンがいなければいいだけの話だから、私がムタンを見つけて戦っている間、貴方は自由も同然よ」

 戦ってる間って…どこかで戦闘が繰り広げられているというのに、俺はその間自由に遊んでいてもいい、ということか?

 …それはどこか胸糞悪い。

 「とはいっても、ムタンもあまり事を大きくしたくはないみたいだから、行動時間はほとんど夜。だから貴方を実際に監視するのは夜ぐらいなものだと思うわ。まあ、今日の昼のは例外だけどね」

 「そっか…ならほとんど今までの生活とは変わらないってことか」

 そういうことね、と立花は頷く。

 夜はあまり外には出ないし、出るとすれば近くのコンビニに何か買いに行くか、それか飲み物を買いに行くときぐらいだ。

 そこまで重要なことでもないから、これさえ制限すれば生活に問題はない。

 後はムタンの行動が“主”に夜、ということだが昼に行動をする可能性もないわけじゃない。それが今日のビル倒壊だ。

 「きっとムタンは貴方を餌に私をおびき寄せようとするわ。すぐに殺すことはないでしょうから、その辺りは心配しなくてもいいわよ?」

 「心配するわ」


 一通り話も終わって、立花は魅奈の部屋へと入っていった。その後しばらくして魅奈が部屋に戻り、小さくて聞き取れはしないがなんだか話しているようだ。

 「俺は風呂にでも入るかな」

 下着を棚から取り出して、俺は一階に降りていった。


 ◇


 ――夜は落ち着く。

 昼間はがやがやとモノがありすぎて鬱陶しくなる。

 いっそのこと、一気に片付けてしまえば早いのだろうけど、それはそれで面白くない。

 さっき三つモノを破壊したのも、昼間が退屈すぎたから。久しぶりに昼間に行動を起こしてみたけど、愚かなモノたちはそれを爆破と決め付ける。その愚かさに呆れた。

 モノを三つ破壊したのは八つ当たりのようなものだけど……それで愉悦を得られるのならば問題などない。

 人の少ない街道を進んでゆく。すると、前の方からモノが一つ歩いてきた。

 なんとなしに止まってそれを見ていると、面白いことにそれは知っているモノだった。

 「何度目だろうな、会ったのは。此処で会ったが百年目、なんてことはいったことはねえが、もし毎回俺が言ってるようなら数十回は言ってるね」

 そう、このモノとはよく会っている。それは相手のモノが望んでいることだ。こちらが望んだことではない。

 「個体がないってのはやっぱり苦しいな。しゃべることもできやしないだろ?」

 その通り、しゃべれない。

 個体というものがあってこそ、やっとしゃべれる。

 「だから、お前の叫び声を聞けないのは残念だが……ここで死んでもらうぞ」

 モノの眼つきが変わり、懐からモノを一つだす。きっと捕らえられた。だけど、そんなことはどうでもいいこと。

 …と、そこに目の前のモノとは違うモノがやってきた。そのモノはばさばさと不規則に飛んでいて、夜空に溶け込んでほとんど見えない小さなモノ。

 ――個体がないなら、奪えばいい。

 次の瞬間、視点は空へと浮かんでいた。


 「クソがっ!」

 男が敵である蝙蝠-コウモリ-を睨んだまま懐から出した銃を蝙蝠に向ける。

 だがここで無駄な弾を撃てば、銃声は響きあっという間に人々が駆けつけるだろう。ここは街道だ。今は回りに人がいないが、この道を使う人間がいないわけではない。

 男――フォーカスはばさばさと先ほどより知的に飛び回る蝙蝠を睨む。

 「掌握――大気!」

 もはや綻びのない生物となった蝙蝠に綻びは視えない。フォーカスはその周りの大気を睨んで再構築する。

 「彎曲-ワンキョク-!」

 普通の人でもわかるぐらいに空間を歪める。

 蝙蝠の翼をそれで捕らえようとしたが、蝙蝠はすばやく避けてフォーカスを嘲笑うかのように飛び回る。

 「なめてんじゃねえ!!」

 一発蝙蝠に向けて銃を撃つ。

 そして瞬時にその弾を睨み、その綻びを再構築する。

 「掌握――弾道、追尾!」

 続けて弾の綻びを再構築し、一直線にしか進まないはずの弾は何かで操っているかのように避けた蝙蝠を追尾する。

 『愚かだ!』

 途端、フォーカスの頭の中に響くように声がし、次の瞬間、弾は蝙蝠の翼に弾かれる。弾かれた弾はそのままフォーカスの脳天めがけて飛んでゆく。

 「追加、減速」

 フォーカスの言葉どおり、弾は肉眼でも見て取れるぐらいに減速する。

 それをそのまま指でつまむように取ると指で潰す。

 『いくらやっても勝てっこねえ。完全なモノは完全故に未完のモノに敗れる道理なんてないんだよ。それを今まで何度証明してやったと思ってるんだ』

 蝙蝠は木の枝に逆さまになるようにして引っ付くと、口もあけていないのにしゃべりだす。いや、正確にはフォーカスの頭自身に音声を送っている。その口調は“本来の”ムタンのものではない。きっとこれは、蝙蝠の性格上の口調。お調子者のような感じで、フォーカスは頭にくる。

 「知るか、んなもん! テメェに道理なんてもんを説かれたかねえんだよ、ムタン!」

 木の枝に止まっている蝙蝠に銃を向ける。フォーカスの瞳には殺意の色しか宿っていない。

 『…まあいいや。俺は今お前を殺る-ヤル-気はない。なにせ、今夜はもう三人殺したからな。お前を殺す日はまた今度だ』

 そういって蝙蝠が飛び立ち、そのままポトリと地面に落ちる。ムタンが蝙蝠の型を捨てたのだ。やがて蝙蝠は気を取り戻して飛び立ってゆく。

 フォーカスは待て、というまえに遠方から人の気配がするのを感じ取った。

 収まらない殺意と悔しさからあふれ出す怒りを我慢して、フォーカスは最後に舌打ちをしてその場から逃げるようにして去っていった。


やっと次から動き出す、という感じです。

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