5話 属性
5話です!
前書きに書くことがなくて困ってます(笑)
とりあえず本編どぞ!
教会へ着くと、案内人みたいな人がいた。
どうすればいいか分からないから、聞いてみるか......
「神様から属性を頂きに来たのですが、どうすればいいでしょうか?」
「その件なら中に入って神父に聞いてください。」
神父か。元の世界では珍しい単語だったな。
とりあえず言われた通り、中に入ってみるか。
中に入っていくと、石像に手を組み祈りを捧げている神父がいた。
前世では見ることはなかった様子が俺の目に映る。
「おや、属性を貰いに来たのですか?」
「はい。」
The、神父だな。
チャラ男といい、この世界は性格がハッキリとしてるな。
「それではこちらへ。あなたも神に祈りを捧げましょう。」
言われた通り、俺らは隣に行き石像に祈りを捧げると暖かい黄色と白色の光に包まれた。
「ここは何処だ?シャルは?」
俺は、手を組んだまま左右を見た。
さっきとは全然違う所だ。
だって、隣にいた神父もシャルもいないから。
きっと、ここで属性を貰うのだろう。
ヘラヘラしてたらいけない。
神様に失礼だし、祈りにならない。
俺は目を閉じ、感謝の意を込めて祈った。
「異世界へ転生させていただき、ありがとうございます。もし良ければ属性も希望の物にして頂けると嬉しいです。」
やばい、欲張りすぎたか?
前世で敬語を使わなかったせいか、敬語なのかもよく分からん。
「1p_kmbg/"eG/ye.d@,Keqh1xkecD_/G」
何を言ったのか分からなかったが、祈りは辞めなかった。
きっと、俺にはまだ神の言葉を聞けるほどの人間じゃないのだろう。
「......様...お.様...お兄様、もう終わりましたよ。」
シャルが優しい笑みを浮かべながら俺をおこしてくれた。
あれ、もう終わったのか?
あれからどれぐらい時間がたった?属性は?
色んな疑問があったが、その中でも俺が1番疑問だったのは何故シャルに膝枕をしてもらってるのだろうか。
可愛い。ん?あれ?なんかシャルの目がいつもと違うぞ。
「シャル、その右目どうした?赤い目じゃなくて黄色くなってるぞ。」
「そうなのですか?それを言ったらお兄様も左目が黒ではなくて水色ですよ?」
え、そうなのか?
どうしてこうなった?俺の漆黒の黒き目はどこへ行った?
どうしてだ?
「おお、兄弟揃って魔眼持ちですか。幸運ですねぇ。」
「 「え?」 」
2人揃って神父の方を向き、同じ事を言ってしまった。
そっか......魔眼の事を忘れていた。魔眼持ちなのは嬉しい。
きっとシャルもそうだろうな。
「それではこちらへ。魔眼も気になるでしょうが、まずは属性を見ましょうか。」
頼む、まともな属性であってくれ......
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