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”魔力無限の転生者”  作者: 黒色透明
第一章 〜異世界に。そして教会へ行く。〜
5/78

4話 戦闘

4話です!

果たして、フォルスとシャルは宿に泊まれるのか?

結果は本文へどうぞ!

「レクレール家の方でしたか!お部屋は2部屋でよろしいでしょうか?」


受付の人から緊張している様な感じが消え、明るくなったのを感じた。

態度が変わったから、レクレール家と仲が悪いと思ったわ。

明るいってことは、父さんと知り合いなのかな?

まぁいいや、別に悪い気はしないからね。


「私は、1部屋でいいです。いいですよね?お兄様。」

「えっ?」


シャルは少し微笑みながらお願いしてきた。

どうしてだ、シャル?2部屋空いてるならそれでいいじゃんか。

まさか、さっきのチャラ男の事を考えて......全く、優しい妹だ。


「やっぱり、1部屋でお願いします。その代わり、大きい部屋はありますか?」

「はい!ありますよ!キングルームへご案内します!」


いかにもデカそうな名前の部屋だな(笑)

とりあえず疲れたし休みたい。

深く考えるのは一旦やめよう。


「こちらです!ごゆっくり〜」


さぁ今日は魔導書を読まず、シャルの寝顔を見ないで寝るぞ。

今朝の俺みたいに寝坊してしまうからな。


「寝るぞ、シャル。明日も朝早いし、今日の疲労もあるからな。」

「はい!お兄様♪」


明日には教会のある街、ソーガル元中央都市へ着く。

名前の通り、元々は中央都市だった所だ。

かなり栄えているはず。

そこで1泊して、その次の日に教会へ行く。

だから極力体力は回復しておきたい。

さて、寝ようかな。


「おやすみ、シャル。明日も頑張るぞ」

「おやすみなさい。お兄様♪」



そして次の日、俺たちは朝早くに村を出た。

ちなみに、昨日のチャラい冒険者の人には会えなかった。

きっと宿屋で爆睡してるのだろうな。

あいさつしに行きたいが、寝てたら迷惑になるだろうからやめておこう。


「さて、今日はソーガル元中央都市へ行くぞ。そして、明日そこで魔法属性を貰う。いいか?」

「はい!もちろんです!」


馬車で会話しながらしばらく進んでいると、目の前にビックスライムに襲われている人がいるのを見つけた。

さすがに俺はそんな人を見捨てたりはしない。

俺は馬車から勢いよく出ると、こう言った。


「そこのおじさん、早く逃げて!」

「君に何ができるんだ!早く君も逃げるんだ!」


なめてもらったら困る。

俺はこう見えても魔力無限だからな。

さて、あの人は俺の後ろに行ったし”あれ”を使うか。

左手を上に掲げ、魔力を込めスライムに言った。


《魔力弾》


”ドーン”と言う爆発音と共に、スライムは跡形もなく消えた。さすが魔力5万の魔力弾。

ビックスライムでも余裕で倒せるな。

そのせいで、魔石や素材は回収出来ないが。

早く属性魔法が欲しい(泣)


「お兄様、怪我はありませんか?」

「大丈夫だシャル、ありがとう。」


シャルが馬車から出てきて話しかけてきた。

可愛い。魔力弾の疲労も吹っ飛ぶ程に。

そんなことを思ってると、さっき助けた人が話しかけてきた。


「こんなに強いのに、あんな事を言って悪かった。気持ちだがこれを受け取ってくれ。」


ジャラ。

え、こんなに銀貨くれんの?いやぁ、助けて良かった(笑)


「有難く頂きます。ちなみに怪我はありませんか?」

「あぁ、大丈夫だ。少し足を擦ったぐらいだから、大して痛くない。」


良かった、大怪我じゃなくて。

普通の人ならさっきのスライムの攻撃でも大怪我だ。

運が良かったのだろう。


「じゃあ僕達はこれで。」


寄り道をしている暇はない。

出来れば早く目的地に着きたいからな。

疲労も少し溜まったし。


「ありがとう。少しでも早く目的の街に着くのを祈ってるよ。」


太っ腹ないい人だった。お腹も(笑)

そういえば異世界に来てから嫌な人には出会ってないな...

いや、俺を産んだやつがいた。

でも、きっといい人が多いのだろうな。


そして、10時間ぐらい馬車を走らせると”ソーガル元中央都市”が見えてきた。

10時間といっても、体感は2時間くらいだけど。


「着きましたね、お兄様♪」

「そうだな。さすが元中央都市、すごく広いな......昨日の村とは比べ物にならないぐらいにな。さて、とりあえず宿を探そう。」


探すまでも無かった。目の前に宿屋があった。

今日は部屋を2部屋借りて、すぐに寝た。

ちなみにシャルは1部屋が良かったみたいで、少ししゅん......としてた。

かなり俺の心が傷んだ。


ーー朝になり、のんびりご飯を食べたり、シャルの髪を結んだりして教会へ行く準備が出来た。


「さぁシャル、教会へ行くぞ。準備はいいな?」

「はい♪お兄様♪」


宿屋を出て、”ギュッ”と手を繋ぎながら俺達は教会へ向かった。

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