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”魔力無限の転生者”  作者: 黒色透明
第二章 〜魔法学校へ通います〜
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37話 武器(3)

37話でーす!

凄いカフェ店主登場!!

「いらっしゃい。何名かな?」


店主......ばぁちゃんかいな。

Cafe_REDってこの店主がつけたのなら相当心は若いな。

そして思い出したぞ、前カフェ来た時のミールはハイスペック女子だったことを。

今はどうだろうか......ノーコメントで。


「4人です。何の変哲もない学生です。」

「あら?あの校長くんから話を聞いてるパーティの子じゃないのかしら?」


おい、カフェぐらい気楽に過ごさせろよ!

街中歩いていても視線が気になるのに、こんな密室でガン見されたらたまったもんじゃない。

宿以外のんびりできる空間がねぇんだよ......


「気のせいです、席は自由ですか?出来れば目立たない角のテーブル席がいいんですが。」

「だったら、2階の角が空いてると思うよ。注文は下まで来てね。」


薄暗い階段を上り、俺らは角のテーブル席へ座った。

ちょうど昼ごはんのタイミングで学生の人が結構いるのが少し嫌だが、角だし大丈夫だ。


「各々食べたいものは自分のお金で自由に買っていいから。注文も個別で。」

「私は紅茶を頼むが、全員飲むか?それならまとめて頼んでくる。」

「頼んだ、お金は後で返すわ。」


エルフの選ぶ紅茶、やっぱりこだわりがあるのかな?

村のご飯は美味しかったし、自然系のセンスはアリアが1番高いだろう。

ご飯単体ならミールが勝つだろうが。


「お兄様、刀を見てみてはいかがでしょうか?私も気になって仕方がありません♪」

「そうだな、俺も早くみたい。」


アリアには申し訳ないが、刀身を先に見させて貰おう。

俺は柄を右手で、鞘を左手で持ち、ゆっくりと引き抜いた。

その刀身は幻想的で、また不思議なものだった。


「刀身に(あか)と白のヒビが入っている......これは不良品なのか?」

「見た目は美しいですけど、壊れちゃいそうです......」

「何言ってんの2人とも?」


ミールが少し煽るような口調で話してきた。

それとほぼ同時にアリアが帰ってきて、刀を見て驚いた顔をしているのをミールが見てニヤついた。


「これは魔力回路よ。見た感じだと、炎と氷の回路だから、きっと氷炎に合わせて作られたのよ。」

「魔力回路?魔力が流れて炎と氷が出てくるやつ?」

「簡単に言えばそうだけど、厳密に言えば《属性付与》と《エンチャント》が出来る。もちろん、魔力を流している間だけだけどね。」


魔力回路はシャルの剣を作った時に作ったが、全く構造が違う。

シャルのは単純で魔力を流すと軽量化して、光属性を付与できる程度だから分からなかった。

属性付与は氷と炎の魔法を付与して、それの魔法に合った攻撃や付与した魔法をアレンジが出来るってことかな?

エンチャントは武器自体の基本性能を上げるものだろう。

いやぁ、もっと剣について学んでおくべきだったな。


「この武器は最高峰......いや、過去最高の武器だと思うわ。伝説武器みたいな精霊剣とかは除いてね。」

「あの校長すげぇな。けど、柄と鞘はちょっと感じが違うから後で想像魔法で変えてみようか。」

「出た、規格外発言。」


俺は苦笑いをして、その場から何となく逃れた。

それから、刀をしまおうとした時に店主が笑いながら話してきた。


「その武器のスキル、凄いわねぇ。久々だよ、こんないい武器は。」


えっ?スキルってなんだ?

俺......いや、俺らは困惑を隠せず固まっていた。

もっと言えば、聞こえてた周りの人達も驚きの表情をしていた。

そんな中、俺は固まった体を動かして質問した。


「スキルって......伝説の武器にだけついている、あれですか?」

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