33話 部屋
「......部屋どうする?」
そう、俺らは想定外の事態に混乱している。
今までは俺1人とシャル&ミールの2人の2部屋借りていたが、アリアが来たことにより2人ずつになるわけだ。
「別に誰でもよくない?クジで決めたら?」
「私はお兄様と同じがいいです!もちろん、アリアさんやミールさんでも大丈夫ですよ!」
「私は部屋を綺麗に保てる人となら誰でも構わない。」
みんなは考えていないようだが、男女部屋は......な?
ここはシャルと同じ部屋になるべきだと思うが、この感じだとクジになりそうだ。
俺の考えすぎなのか?
「あっ、アリアさん。ミールさんお菓子の粉とか落としたりしますけど大丈夫ですか?」
「最悪風魔法で何とかするが、出来れば綺麗にして欲しい。」
「......何も言えないわ。」
アリア、ミール部屋は戦争が起きそうだしダメだな。
ということは俺、シャル部屋に出来ないだと......これはヤバい。
もっと3人とも深刻になってくれよ。
「クジが安定じゃない?異論ある?」
「無いです!」
「ミールが綺麗にしてくれるならな。フォルスとシャルは大丈夫そうだし異論はない。」
「クジなら平等だし、いいぞ。」
あー、流されてしまった。
平等とか、そんなことはどうでもいいだろ......
てか、いいぞって全然良くねぇだろ!どうした俺!落ち着け!
「待ってください!ローテーションにすればよくないですか?」
「それはいい、異論なしだ。」
「流石シャルね。良案だし、文句ないわ。フォルスはいいわよね?」
「もちろん。」
うん、微妙な意見だ。
さっきのよりは良いけど、なんとも言えない微妙さがある。
そしてもう1部屋借りればいいじゃんと意見が出てきたが、この雰囲気の中で言う勇気はない。
「じゃあ、部屋の綺麗とかの問題もありますし今日はミールさんと寝ますね!」
「分かった、ちゃんと部屋を綺麗にしとけよ。」
「......そんなに汚いかしら?」
「さぁな。俺からすれば普通ぐらいだがな。」
ミールは汚部屋予備軍なのは良く理解できた。
そう思いっているとシャルがミールを連れて部屋から出ていった。
ちなみにミールは相当メンタルをえぐられたらしく、ぐったりとしていたため多分掃除はシャルがするだろう。
「フォルス......ミールは前からあんな感じだったのか?」
「いや、知らん。俺ら別の部屋だったからな。」
「そうか、でも食べ過ぎは知っているよな?」
「嫌というぐらい知っているよ......そのせいで俺のお金は何度も吸われたからな。」
アリアが苦笑いをして、ベッドに入った。
雑魚とはいえ、試験もあったし疲れたんだろう。
あと人間の街に始めてきたと思うから、警戒によるストレスもあると思う。
「電気消そうか?俺も寝るし、どうする?光を弱めてもいいけど。」
「......」
もう寝ている。
これは驚いた、1分も経っていないのに寝れるとは。
それと同時に俺は警戒されていないんだと感じて安心した。
「おやすみ、アリア。」
そう1言声をかけて、俺は寝る準備をした。
明日はBクラス......って自己紹介嫌だな。
そんな事を思いながら、俺はベッドに入った。
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