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”魔力無限の転生者”  作者: 黒色透明
第一章 〜異世界に。そして教会へ行く。〜
4/78

3話 出発

3話です!

ついに2人が教会へ行きます!

ちなみにブックマークをして頂けると作者は飛び跳ねて喜びますよ(笑)


「よし......忘れ物はないな。」


教会へ行く準備をし終え、馬車の方へと向かった。

楽しみすぎで心臓の鼓動が”ドクドク”、と早くなるのを感じた。

馬車の前には父さんと母さん、そしてシャルが待っている。


「2人とも、準備は出来てるな。」

「もちろんです、お父様。覚悟とともに出来ております。」


さぁ、ついに教会へいくんだ。

1度命を捨ててここまで来た。

残念な属性になりたくない。

俺の未来がかかっている。

運を使い尽くしてもいいからいい属性になりたい。

俺はそうやって祈り続けてきた。


「片道2日間の長旅になるだろう。旅の無事を祈る。」


父さんを見て、うなずきながら俺とシャルは馬車へ乗り込んだ。


「それでは行ってまいります。」


そう言うと馬車を出発させた。

2人とも手を振ってくれているのが見えたから、俺たちも笑顔で手を振り返した。


「お兄様、今日は野宿ですか?お父様から何も聞いてないのですが......もちろん、私はお兄様と同じならいいですけどね♪」


確かに考えて無かった。

てか、親2人とも本当に大切な事をいつも忘れているよな......

シャルは最悪野宿でもいいのか、よかった。

もし村がなかったらどうするか大変だからな。


「とりあえず地図を見てみよう。途中で街があったらそこで泊まろうか。」

「そうですね♪」


俺は地図を開き、今日のルートを指で辿ってみた。

少し目的地より遠くになるが、小さい村か見つかった。


「少し遠くになるが”ラール村”があるな。そこの宿に泊まろう。」

「了解です!」


ラール村。

確かそこは小さな村で、周りには弱いモンスターしか湧かないから初心者冒険者にはうってつけの村だったはずだ。

そこなら安全に泊まれるだろう。

フラグ無しで。


ラール村に着くまでに、途中の草原でお昼ご飯を食べたり、馬車の中でシャルと会話したりして楽しい時間を過ごしてたら、あっという間に夕方になっていた。


「そろそろラール村が見えてくるかな?」

「はい。あと少しです♪」


そうやって喋っていると村が見えてきた。

馬車を止め、俺たちは村の中へ入っていった。

宿の場所が分かんないから、冒険者みたいな人へ聞いてみようと思う。

コミュ障は”多分”克服したからな。


「すみません、宿ってどこにありますか?」

「宿ならこっちにあるぜ。兄ちゃんたち、着いてきな。」


チャラい。

ただひたすらにチャラい。

でもこれが異世界の普通なんだろうな。

もう少しこの世界に慣れないと、ゴミみたいな前世の常識は関係ない。


「ほら、ここだぞ。手続きは自分たちでしてくれ。俺はよく分からんから。」

「ありがとうございます。お兄さんはどうするんですか?」


少し疑問だったから質問してみた。

初心者冒険者だからお金が無いのかな?もし無いなら、1泊分は払ってあげたい。

どうなんだろうか。


「俺はもう少しスライムを倒してから泊まる。レベルアップしたいしな。」


キリがいいところで休むタイプの人か......本当に強くなりたいんだな。

その決意、昔の俺に分け与えてくれ。


「そうなんですね。強くなれるように頑張って下さい。」

「おう!」


そう言ってチャラ男は村を出ていき、草原へ向かった。

また明日会えるといいな。

まぁ、明日はすぐに出発するけども。

そんな事を考えながら宿屋の中へ入っていった。


「こんばんは。身分証はお持ちですか?」

「はい、持っています。」


身分証を出すと、受付の人の態度が変わった。

どうしてなんだ?俺らは貴族のだが......泊まれるよな?

”魔力無限の転生者”を読んでいただき、ありがとうございます。

良かったら↓の☆☆☆☆☆の欄に星を★★★★★にして頂けると嬉しいです!

更にブックマークもしてくれると、飛び跳ねて喜びます。

更にさらにTwitterのフォローもしてくれるとモチベがすっごく上がります。

次回更新をお楽しみに!

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