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”魔力無限の転生者”  作者: 黒色透明
第二章 〜魔法学校へ通います〜
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29話 別れ

「少しの間ありがとうございました。そして、アリアを頼みます。」


悲しい顔で出迎えをしてくれているのはバーガスを含むエルフ達だった。


「こっちこそ、ありがとうな。アリアの事は心配しなくても大丈夫だ。俺らがいるからな。」

「言われてみれば君達はチートみたいに強いから、心配した僕が馬鹿だったよ。」


少し笑みが浮かんだ気がしたが、やっぱり心配そうな顔は無くならない。

さりげなく、俺らを褒めてくれて嬉しかった気持ちがあったのはきっとみんな同じだろう。


「バーガス、ちょっといいか?」

「.......?」


俺は肩を2回ポンポンと叩き、花火大会の時の草原までバーガスだけを連れていった。

理由はもちろん、言いたいことがあるからだけども。


「そりゃあ心配だよな。」

「え?」

「考えてみな、俺にも妹がいるんだぜ?もしもシャルが、会って間も無い人について行くって言ったら心配でたまらないよ。」

「.......」


無言の間があり、相当バーガスは悩んでいることが分かった。

一応正直な気持ちを話しておいたが、そんなことで済む問題ではない。


「バーガスよ。お前は昔の妹を覚えているか?」

「結構、覚えていますね.......それも鮮明に。」

「俺も覚えているんだ。まぁ、どうしてあんなにブラコンになったかは覚えてないけども。」

「.......フッ」

「おいおい、笑うなよ!俺も知りたいんだよ!」


さっきとは違い、長い時間笑顔が続いていた。

本音で話しているからさっき話した通り、マジでシャルがブラコンになんでなったかは覚えてない(笑)

聞いても教えてくれないしさぁ.......


「フォルス、まただけどありがとう。今度こそはもう大丈夫だよ。遠い遠い夏の記憶を思い出したので、気持ちよく出迎えをさせてください。」

「遠い遠い夏の記憶か.......よかったな。とりあえず最後にアリアと2人きりで話しておけよ。」

「分かった。」


俺ら兄組は空を眺めながら、みんなが待つ所まで向かっていった。

それも空に輝く太陽に「前を向いて進んでいけ。」と言われたかのように。


「おーい、アリア。最後にバーガスと話してこいよ!」

「兄とか.......分かった、行くぞ兄さん。」


アリアは優しい笑みを浮かべて、気分の晴れたバーガスを連れていった。

まるで姉かのように。

前に聞いたことなんだが、アリアは指揮官になってから性格が変わってしまったらしい。

別に嫌では無いみたいだが、昔の方が純粋だったとバーガスは言っていた。


――

「戻ったぞ。さてと.......私はしばらく皆には会えない。この村を頼んだぞ、バーガス指揮官。」

「うっせぇ、妹に偉そうに言われたくないわ!」


漫才のノリツッコミぐらいのペースで、重大な事をサラッと言っていた。

こんなにまとめを早くしてもいいのかいな。


「私は絶対に土産話を持って、この村へ帰ってくる。」

「じゃあな。また話しようぜ、バーガス!」

「約束を破らないでくださいね、2人とも。」


こう言いながら、盛大に最後まで送ってくれたエルフの村から俺らパーティは1階層の出口へと向かっていったのであった。

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