13話 新しいクラス
次の日、俺らは若干早くに学校へ向かった。
これで分かったことだけど、ミールは朝が弱く眠そうに目をこすりながら登校している。
明日からは真ん中になっていてもいいから、できるだけ寝かせてあげよう。
寝顔も可愛いし。
「ごめんな、2人とも。明日からは普通に行こうか。」
「いいですよ!私は朝に強いですし♪」
「.......朝苦手。フォルスの言う通りにしましょう。」
ミールは少し嬉しそうに答えた。
夜に強いミールと、朝に強いシャルで分かれてるな。
ちなみに俺は、圧倒的な夜型人間だけどもね。
「今日からここのCクラスよね?また、あのカッコイイ自己紹介するのかしら?」
「やめてくれ.......恥ずかしいんだ。」
2人とも、クスッと笑いながら教室へ入っていった。
そういえば、自己紹介はウェーバー先生が気を使って省略してくれた。
♢
「Cクラスのご飯、ビーフシチューがあるわ!ねぇ、2人とも早く来て!」
「分かった分かった、行くから少し待て。」
彼女は俺達はの手を引きながら、笑顔で食堂へ向かっている。
本当にミールはご飯のことになると静かな性格が壊れるよな。
まぁ、ギャップがあって可愛いけどね。
「食べてみて!パンも美味i......わ!」
「分かったから、食べながら喋らないの!少しはシャルを見習え!」
凄く美味しそうに、大量に口の中にご飯を含んで食べているミールに対して、シャルは上品に美しく食べている。
いつもの性格と反対だよな。
あと1つ疑問なんだが、なぜミールは小さく痩せているのだろうか?
こんなに食べるならもう少し大きくてもいいのに。
――「昨日のDクラスのご飯と大違いだったわね。」
「確かにそうだな。そりゃあ、ランクも真ん中より上だもん。」
「ちなみに、Cクラスからは実戦やダンジョン攻略があるみたいですよ♪」
そうなのか。
だいぶ学校の事を勉強したつもりだったが、まだまだ知らないことが沢山あるな。
やっぱり、魔法以外の事もあの2年間のうちに勉強しておけばよかった。
「たしか、ダンジョン攻略って明日だった気がするのですが、そうなのですか?」
「入学したばっかなのに?」
「ダンジョン攻略は明日よ。1年生に先輩の事を気にしないで魔法練習するために、この時期に行くのよ。だいたい、Cクラスは4年生が多くて魔法のレベルが高すぎて1年が挫折するかもしれないからね。」
ミールは食堂で買っておいたクッキーを幸せそうに食べながら、説明をしてくれた。
前世で言う、野球で先輩が上手すぎたら挫折するのと同じかもしれない。
きっと、今は俺らのせいで先輩が挫折するが多発するだろうな。
「.......ダンジョンは何とかなるわ。あと良ければ後で、ステータスを見せてくれるかしら?」
彼女は食べ終わったクッキーの袋を見て、お願いしてきた。
鋭い所を言われたから、俺はかなり焦っている。
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