11話 昇格試験
「かっこいいですよ、お兄様♡」
「パーティリーダーらしくて良かったわよ。これぐらいの勢いがあった方がいいわ。」
.......?
俺は褒められたのか?何故だ?笑われるか引かれる内容のはずだが。
分かった、異世界だから通用したのか。
Dクラスの人達もやる気でみなぎってるし、良かったのか。
「いい自己紹介だったな。さて、切り替えて授業始めるぞ~。」
切り替えの速度早っ。
ダラダラと長話されるよりかはいいか。
この自己紹介の話をされると褒められたとはいえ、恥ずかしいからな。
「まずは魔道書を配るぞ.......
学校がやっと終わった。
配られた魔道書は簡単すぎるし、こんなことを学校でするのか。
暇すぎて死にそうだった。
一応いくつかオリジナル魔法の参考になったが、それにしても暇すぎる。
「お兄様、ミールさん......学校ってこんな基礎しか学ばないのでしょうか?」
「俺も同じ気持ちだぞ。9割使える魔法ばっかりだもん。」
「......これには私も同意見よ。ご飯も普通だし。」
みんな暇だったからぐったりしている。
まだ実戦をやっている方が気持ちは楽だと思う。
そうは言ってるものの、明日は試験でCクラスに上がるから少しはまともになるだろう。
「疲れたし、早く寝よう。試験の時にこんなテンションだと、受かっても嬉しさ半減だしな。」
「そうね、珍しく私ものんびり寝たいわ。」
「いつものんびり寝てるだろ......」
――次の日、俺らは嬉しそうに試験会場こといつもの闘技場へ行った。
ほぼ毎日ここへ来てる気がする。
ちなみに試験内容はCクラスのパーティを倒すだけらしい。
勝てるだろ。
「今回は俺が闇魔法で終わらせるから、多分出番はないと思うぞ、2人とも。」
「分かったわ。でも、負けそうだったら助けるからね。」
「了解。」
◇
よし、試験が始まった。
とりあえず相手の人数は13人だと把握したが、意外と多いから範囲攻撃からの単発攻撃の連発でいけるだろう。
《ダークゾーン・Χ》
俺の幻想魔法から逃げ出せるかな?
もちろん、魔力無限だから永遠に続くけども。
「ちょ.......幻想魔法、私にもかかってるわよ。」
「悪い、ミール。まだ完璧には操作できないんだわ。」
「.......早く相手を倒してちょうだい。」
ミールが魔法を喰らってフラフラしている。
俺のシャルは状態異常無効のスキルがあるから、効いてないけども。
改造した魔法でもスキルは適応できるんだな。
少し放置してると、「喰らえ!」などの声が相手から聞こえる。
《ダークゾーン・Χ》の魔法で、一定時間経つと味方が相手に見えるようになっている。
だから、俺は単発攻撃を入れずとも相手はダメージをくらっている。
「――《Kaiser》」
え?なんでだ?ミールが攻撃してきたぞ.......
ある程度耐性がついているはずでは?
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