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魔法と剣の世界での落ちこぼれが唯一使える力である技能で成り上がった話

作者: 海路希望

異世界トラブルを書いている海路希望です。

この作品は、自分が書いてみたいと思っていた話の1つを短編とした物になります。


ファンタジーが好きな作者ですのでファンタジーが好きな方やそれ以外の人もどうぞ一度読んで行って下さい!!

魔法と剣の世界。


それの言葉を聞いて連想する世界は色々あるだろう。

神や邪神がいてお互いを敵視して争っていたり、世界の平和を乱す魔王を倒す勇者がいたり、動物以外に魔物や精霊にドラゴンがいたり、国や町、村で生活している種族が人間以外にも存在していて、それがエルフや獣人などやそのハーフがいたりする。

勿論、すべてが当てはまる世界も有ればどれかだけの世界も有るだろう。



魔法と剣の世界の中でも一番重要な物と言えば魔法や気の存在である。


これが存在しない世界だと魔法と剣の世界とは言い難い。(この事は人によると思うが作者はそう考える)


話は長くなってしまったが、今から描かれる世界はこの魔法と剣の世界は、そんな中で色んな種族が魔法と気を使ってはお互いの種族争いをしている世界である。


そして・・・


そんな世界に魔法や気がまったく使えず技能しか、それも魔道具を生成するっといった技能であり、自分の身を直接強化する術を持たない主人公が唯一自分が使える技能を駆使してこの世界で成り上がる話である。








──────────────────────────────────








主「くそッ!────おかしいだろッ!!!」


1人の青年が悪態を吐きながらある集団から逃げていた。


「何で、気も魔力も使えない俺何かに────────こんなにも女性が結婚の申し込みアタックが来るんだッ!!」


女性1「◯◯◯さ~~ん!!」


女性2「何で逃げるんですか!?」


女性3「逃げないで私と結婚してくださーいッ!!!」


女性4「ちょっと!◯◯◯さんは私と結婚するのよッ!!!」


女性5「違うわよ!私よ!」


女性6.7.8.9.10「「「「「違うわ!◯◯◯さんと結婚するのは私よッ!!」」」」」


主「アンタらの誰ともしないよッ!!」


そう、青年はこの世界で唯一気も魔力も使えない落ちこぼれと言われ続けたこの話の主人公である。彼は今、そんな気も魔力も使えない自分に結婚を申し込みしてくる大勢の女性から逃げていた。


主「ハァッ、ハァッ、ハァッ(女性相手に、しかも危害を与えようとしている訳でもない(精神的には攻撃を既にしてきているが)人に攻撃をする訳にはいかないから逃げるしかないけど、この人達何処まで追いかけて来るんだよ!!)」



◯◯◯は、結婚しようと追いかけて来る女性達に息を切らしながらも攻撃出来ないことから何処まで逃げたらいいのかと頭を悩ましていた。


結局、それから暫く◯◯◯は女性達から逃げ続けて、女性達の体力が無くなって来たところで魔道具を使って姿を眩ましたことで逃げ切るのであった。



────────────────────────────────



主「はぁ~~、やっと逃げれた~。」


結婚を迫る女性達から逃げ切れた◯◯◯は、そのことに安堵の息を吐く。


主「…………折角気や魔力が使えず、魔道具生成の技能で落ちこぼれの立場からここまで強くなれたのに………強くなって周りの評価を覆したら今度は女性達に結婚を迫られるなんて……」


◯◯◯は今までの出来事を思い返していく。


◆◇◆




男「おらぁッ!!」


ドガッ!ドガッ!


主「ぐふぅっ!?」


ドサッ………


男「へっ、気も魔力も使えないお前はそこで這いつくばっているのがお似合いだぜ?」


男は◯◯◯の腹に蹴りを入れて◯◯◯を地面に這いつくばらしてことを



主「ぅ、う………、くっそ~~っ!」


◯◯◯は、男がいなくなってから暫くして這いつくばっていたのから悔しさの声を上げながら立ち上がる。


主「~~っ!!」

ギリッ!!


◯◯◯は、自分の弱さや男にやられた悔しさから奥歯を噛み締める。


主「───絶対に、気も魔力も使えない俺だけど、この俺でも使えるこの魔道具生成技能を使って強くなってやるッ!!」


◯◯◯は、気も魔力が使えなくても唯一使える力、魔道具生成技能を使って強くなる決意をする。

それから◯◯◯は技能を使って強くなるための訓練する為、住んでいた町を1人で暫く離れるのであった。


それから◯◯◯は、1人で町を離れて強くなるための訓練を3年間の間行い、自分が納得出来るまで鍛えてから住んでいた町に3年ぶりに帰って来た。


そして………


男「…………なん………だと?……ッ!?──ッグハァッ!」


ドンッ! ドサッ!!


主「…………………ふん」

………クル


3年ぶりに町に帰って来た◯◯◯は、帰って来た◯◯◯に訓練で町を離れる前に暴力を振るっていた男が絡んできたが、町を離れて三年間の間訓練して強くなった◯◯◯に軽く返り討ちにする。

◯◯◯は、返り討ちにした男が今まで自分がこんな弱い男に散々やられていたのかと思い、訓練する前の自分の弱さを改めて思い知らさせては返り討ちにした男に目を向けずその場を立ち去るのであった。


男「……う、う……なんだ、あの強さは?………あれが本当にあの◯◯◯なのか?」


◯◯◯が立ち去った後に身体を起こした男は、以前と比べて比較にならないぐらいに強くなった◯◯◯に畏怖の感情を覚え、◯◯◯が立ち去った方向を見るのであった。



町に帰って来た◯◯◯は男を返り討ちにした後、自分の弱さの為に出来なかったことをするためにその鍛えた力を積極的に使って色んな場所で活躍していく。


色んな場所でドンドン活躍していった◯◯◯に、◯◯◯が住んでいた町の人の反応は今までの180度変わり◯◯◯のことを持ち上げるようになっていった。


そんな町の人の態度の変化に◯◯◯は白い目で見ていて、その為◯◯◯は町を離れていき、転々と様々な場所に行っては鍛えた力を発揮していった。


しかし、ここは魔法と剣の世界。

気や魔力を持たず技能だけで活躍していく◯◯◯のことを疎む人がいて、◯◯◯は、そんな人から襲われたりして各地でトラブルに見舞われることが多くあった。


だが、◯◯◯が3年間鍛えた力はそんな者達からの襲撃を跳ね返し、そうしている内に◯◯◯の存在はこの世界で大きくなっていったのである。


すると今度は反対に、そんな◯◯◯の存在を自分達の元に手に入れようとする者達や、冒頭で出てきた結婚を迫る女性達が◯◯◯の元に頻回に現れるようになったのだ。


そんなことになってしまったことに◯◯◯は、力とは無くても困るが、有っても困る物なんだと今になって知る。


主「…………暫く身を隠すか?………いや、それだと弱い時みたいに逃げているみたいで嫌だ。はぁ~~、この世の中は弱くても強くてもキビシイ世界だな~~」


今の状況にため息を吐く◯◯◯。


主「…………でも、鍛えて強くなったから今の俺はどうするか選べる立場になれたんだ。なら、今までのことは無駄じゃなかったんだし、これからのことはその時に考えて、今は今したいことを考えてしていこう!」


◯◯◯は、先程までの気持ちを入れ替えては今したいことを考え、今からその為にどうしようかと考えながら歩き出して行くのであった。

この短編は、何時か連載でするかもしれません。


ちなみに異世界トラブルhttps://ncode.syosetu.com/n4316gn/

のファンタジー小説を書いてますのでよければ来て、読んで行ってくれたら嬉しいです!

海路希望

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― 新着の感想 ―
[一言] 主人公の名前を何か決めて欲しかったです。
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