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第8回 梅干しは家庭の味だよね

こんにちは、加瀬優妃と申します。


第8回は

「梅干しは家庭の味だよね」


だって、やはり家庭でも一番よく握られるのが「梅干し」のおにぎりじゃないかなあ、と思いますからね!

 まず、私自身の梅干しの思い出から……。

 ずいぶん長い間、遠方に住んでいる祖母が自分で漬けた梅干しを定期的に送ってくれていました。

 直径3㎝ぐらいの柔らかい大きな梅干しです。つまみ食いしてよく怒られていました。


 遠足や運動会など、もちろんこの梅干しがおにぎりの中に入ります。

 梅干しを半分に分けて種を除き、ご飯の真ん中に入れる。

 最後は焼きのりでぐるりと包み、できあがり。

 ご飯は「塩ご飯」のときが殆どでしたが、たまに「ごま塩ご飯」になるときがありました。

 私は断然、この「ごま塩」おにぎりの方が好きでしたね。

 ごま塩と梅、めちゃくちゃ合います!


 十年近くこの祖母の梅干しに慣れていたので、祖母から送られなくなって市販の梅干しに変わったときはなかなか馴染めなかったですね。

 メーカーによっても、味って本当にいろいろありますからね……。

 私としては甘い梅干しはおにぎりには合わないと思っていて、しょっぱい梅干しが好きです。

 でも顔がしわくちゃになるほどしょっぱいのも……うーん、難しい。


 コンビニなどで買える「梅」おにぎりは、大概この「柔らか梅干し」タイプですよね。

 でも一度、そうではない梅干しおにぎりに出会ったことがあります。

 それは……駅弁によく入っている、カリカリの小梅!

 いやー、びっくりしました。


 カリカリ小梅をかじって、弁当のご飯を食べて……とする分にはいいと思うのですが、おにぎりの具としてはいまいち力不足だな、というのが個人的見解です。

 それに種が絶対に出ますよね。ペッと出すの何か恥ずかしいし、何より面倒に感じてしまう……。


 これ以外の「梅」おにぎりと言いますと。

 ヨソさまのお家のおにぎりで

「へぇ~」

と思ったのが、柔らか梅干しを叩いて潰してペースト状になったものを、ご飯に混ぜてあるもの。

 具として梅干しを使うんじゃなくて、混ぜご飯として使うんですね。

 ご飯がピンク色に染まってて、ところどころ梅干しの欠片みたいなのが混じっている感じで、可愛かったです。

 それにどこを食べても梅の味がする、というのが良かった!

 で、この場合は海苔は要らないかな。かえって邪魔になる気がします。


 ただ、これ……潰すのにちょっと手間がかかりますね。

 私がやった方法は、柔らか梅干しの種を取って器に入れて、金属のスプーンでひたすら叩く、という方法。

 梅の皮、結構頑丈なので叩いて粉々にするのにわりと時間がかかりました。

 ピッて二つに分けてぎゅっぎゅっとご飯の真ん中に入れる方が手っ取り早いですよね……。

 いやでも、一度は試してみてほしいですね、「梅混ぜ」おにぎり。

≪次回予告≫


 さて、家庭の梅干しおにぎりの話はこの辺で。

 ということで、次回予告。


 12/19「第9回 梅干しは王道だよね」。


 読んでくださりありがとうございます。 <(_ _)>


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加瀬優妃は現在
『田舎の民宿「加瀬優妃亭」へようこそ!』
というエッセイを連載しております。
「なろう世界」での日記みたいなものです。
こちらもよろしくです。
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