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新米艦長奮闘記(仮)  作者: ストームガンナー
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第二話

言い訳はしません。遅れて申し訳ありませんでした。



ユートが、副官のサトミ、オールオペレーターのサナエと出会ってから約一月



士官学校海軍学科訓練艦隊演習海域



「ユート!上げた偵察機から報告。2時方向、距離7万5千に敵艦隊!戦艦3、重巡4、軽巡5!!」

「駆逐艦は0…か。アンザイらしい火力投射重視の編成か。…この海域に一ヶ所、小島による水道があったよな」



海域の地図を見ながら、傍らに立つサトミに確認するユート



「水道…というよりは狭くなった海域かしらね。駆逐艦なら…まあなんとか動けるけど巡洋艦以上は手間取るわね」

「誘い込めるか?」

「どうかしらね。アンザイは猪だけど、副官のタケナカさんはそれなりに対応するだろうから…よくて軽巡1〜2隻じゃないかしら?」



海域内に、複数の小島が存在する地点があり、そこに敵艦隊を誘き寄せ叩くつもりである



「…撒き餌かな?」

「どっちかって言えば、ルアーじゃね?」



敵艦隊の鼻先に、艦載機をちらつかせて一定方向に逃走させ、おびき寄せてから叩く。その作戦を、そう語るユートとサナエ



「…誘引の為の艦載機、発艦開始。同時に、全艦増速。28ノットにて、北北東に進路をとる。潜水艦2隻は、敵艦隊を待ち伏せろ。一隻は最後尾の艦に雷撃。もう一隻は、直後に先頭の艦を沈める。動けなくなったところを、残りの艦載機及び艦砲にて仕留める」

「アイアイサー♪」



ある程度、作戦をつめて行動に移すユート達



「F−55及びF−56発艦開始。続いて、FAー58発艦」

「順次発艦。周辺に異常なし」



F−55、56及びFA−58は、かつてのF−15、F−16、FA−18を再設計・改良を繰り返した結果、完成した機体である。かつての栄光よ、再び…の思想のもとに…



「さて…うまくのるか…外すか…」



そう呟くユート。はっきり言って、相手の副官の能力次第である。が、この作戦ユートの予想以上に成功した。理由としては、アンザイと副官のタケナカの相性の悪さによる、アンザイの副官無視の作戦強行。そこからは、監督役の教官、そしてたまたま視察に来ていた海軍正規艦隊の艦隊司令4名が、かたや頭を抱え、もう一方が爆笑しつつ冷静に見据える結果となった。



『回避!回避ぃー!』

『直上より敵機2…いや、5!本艦直撃コー…!!』

『右舷中央に直撃弾!ダメコンが間に合わない!?くそっ、退艦だ!総員、退かぁーん!!』



はっきり言おう。あまりにも一方的すぎる、蹂躙戦であった。



「全駆逐艦、魚雷射耗。以後、艦砲による砲打撃に切り替え。3番巡洋艦被弾、後部主砲使用不能。航空隊による全力対艦爆撃は3回可能。駆逐艦一番艦被弾、主砲損壊につき戦域より退避」

「砲撃速度を落とさないか?無駄弾がかなり…」

「そういうけど、これでもかなりマトモだぜ?魚雷が少なすぎて…てか、潜水艦は使わないのかにゃ?」

「こんな乱戦じゃ、逆に危険だ。ハグレでもいれば狩りに使うが…」



そんな会話を交わす最中、最後の敵戦艦が対艦ミサイルと残存艦艇の艦砲による集中砲火を受け、轟沈判定を受ける



「敵艦隊殲滅を確認。退艦した乗組員を救助したのち、撤収するぞ」

「一方的ね。レポートどうしようかしら?」

「まぁ、そのままじゃない?」


艦橋で、演習の後始末を始める三人。ドックに戻るまでにもやることは多いのだ



「まだまだ、先は長いなぁ…」



ユートのぼやきが、虚空に消えていった





…次は早めに上げさせていただきます。…夜勤中に書くしか…!

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