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ミニクーパーにのるふたり  作者: 生野太一
1/1

幕張の浜にて

幕張の海は今日も凪いでいる。

「田中碧いた?」

「いたね」

「ほんとにいた?どこいた?」

「ほら、コーチと足でパスするやつやってたじゃん」

「田中碧いたかなー」

「いたよ」

「田中碧さあ、」

「って言うか、タナカアオって言いたいだけでしょ」

「いや、田中碧いたかなーって」

「・・・」


ふたりはいつものお散歩コースを歩いている。

いい天気だ。

風はいつものように強いが、穏やかなお散歩日和だった。


「今日は朗希くん投げるんだよね?」

「うん、予告先発は朗希だね」

「楽しみだね」

「田中碧も楽しみだけどね」

「タナカアオ言いたいのねえ」

「人をRGみたいに言わんといてくれるー」


一週間、一日平均16時間働き詰めの後の週末には、妻とふたりでお散歩と、他愛のない会話でクールダウン

するのが心地よい習慣だ。

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