357:トドメの一撃!!
お待たせしてしまって申し訳ありません!!!
:はっ、いのちないないしちゃってた
柿崎ゆる:ふぇぇ⋯⋯コメントしようと思ったら大ダメージ受けて気絶しちゃったよぉ⋯⋯
:ゆるママ幼児退行しちゃてる⋯⋯
:大ダメージ(メンタル大回復)
浮雲ふわり:私も5回ほど死にましたー
:回数がおかしくて草
ASMRが終わって少し経った頃にちらほらとコメントが復帰してきた。どうやらみんな意識がなくなってたみたい。
『無事に戻って来てみんなえらいね!よしよし!』
だけどボクは忘れていた。
:アッ
:ヒュッ
柿崎ゆる:
:
:
浮雲ふわり:
:ンア⁉︎
『あっ』
「あっ」
:うっ⋯⋯
「⋯⋯おや、生き残りがいましたか」
『ど、どうしよう⋯⋯』
『まだ、映像の視点そのままだったの忘れてた⋯⋯』
「放っておけばそのうち復活するから大丈夫ですよ」
『そ、そうかな?』
「戻って来なかったらアーカイブで見てもらいましょう」
:それって死の無限ループが起きるんじゃ⋯⋯
「勘の良いガキは嫌いですよ」
:ヒエッ
「せっかくですし、皆さんを完全にオトして終了にしましょうか」
『え?オトす?どういうこと?』
「まぁ見ていてください」
『う、うん⋯⋯』
「あのね、ゆり、おにーちゃんがいつも頑張ってるの知ってるよ。だから今は頑張らなくてもだいじょーぶ。
だから⋯⋯おやすみなさい、おにーちゃん♡」
『え』
:ぶごはぅああななまななあんなああああああああ!?
:今起きたなのおおおおおおおおおおおお!?!?!?
『ひ、酷い断末魔を見た気がする』
「ふふっ、これが父の本気です」
『でもあの声、父ってよりも妹⋯⋯』
「き、気にしたら負けです」
「それでは皆さんに意識があるかはわかりませんが、今日はこれにて終了させていただきますね。また次回があればよろしくお願いいたしますね」
『こ、高評価やチャンネル登録もよろしくね!』
-----この配信は終了しました-----
♢
「⋯⋯ふぅ」
「お父さん、お疲れさま!」
「優斗さん、優希ちゃん、お疲れ様です」
「⋯⋯お、おう。ありがとう」
「ありがとう、お母さ⋯⋯ん⋯⋯?」
配信が終わった僕達をお母さんが優しい目で見ていた。その手には、ハンガーにかけられた服がある。
「お母さん?何を持ってるの?」
「優希ちゃんに似合うお洋服を持ってきただけですよ?」
「⋯⋯あっ、そうだ。優斗さんのあの可愛い声、とっても素敵でしたよ」
「⋯⋯み、見てたのか」
「とっっっても、最高でしたよ?」
「そこで思ったんです」
「優斗さん、あなたも女装をしませんか?」
「ことわ」
「し ま せ ん か?」
「ゆ、優希⋯⋯たすけ」
「し ま せ ん か?」
「いや流石に⋯⋯」
「私、優斗さんのかっこ⋯⋯可愛いところ見てみたいです」
「だからって女装はやめてくれ!?」
「絶対⋯⋯はぁはぁ⋯⋯似合いますからぁ⋯⋯」
「やめ、やめろぉ!?」
「お父さん⋯⋯」
「優希からも何か言ってやってくれ!」
「死ねば助かるよ?」
「社会的にな!?」
「あと、こうなったお母さんは止められないよ」
「うわあああああああああああ!!!!」
お父さんはお母さんに首を掴まれて、お母さんの部屋に連れて行かれた。
「なむなむ⋯⋯」
「(お父さんの犠牲は忘れないよ)」
「優希ちゃんはこのお洋服を着ましょうね?」
「(お母さんからは逃げられなかったよ⋯⋯)」
♢
仕方なく着替えてリビングへ行くと、ホクホク顔のお母さんと、目が死んでるお父さんの姿が。
「シテ⋯⋯コロシテ⋯⋯」
そう小声で呟いているお父さんだけど、なんというか⋯⋯思っていた以上に似合ってる。これが血って⋯⋯こと?
「優斗さん、すっごく似合ってます!」
「ウソダ⋯⋯ゼッタイウソダ⋯⋯」
「⋯⋯お父さん、鏡は見た?」
「見てない⋯⋯見る勇気が無い⋯⋯」
「一回、見たほうが良いよ?」
「優希ちゃんもそう言ってますからね?ほら、優斗さん」
お母さんがお父さんを姿見の前に連れて行く。
すると、そこには美少女と言っても良いレベルの女の子が写っている鏡が。
「⋯⋯?」
お父さんは見ているものが信じられず、首を傾げている。
「誰⋯⋯これ?」
「優斗さん、いえ、ゆりちゃんです」
「これが⋯⋯俺?」
「似合ってますよ、食べちゃいたいくらいです」
「い、いやいや!?嘘だろ!?
これが俺なワケ!?」
「な、なぁ優希!?俺じゃ」
「お父さんだよ!」
「ウソダ⋯⋯」
「可愛いね、お父さん!」
「うわああああああああああああああ!!」
「優斗さん、ハルトさんと秋夜さんに送ってあげましょう!」
「マジでそれだけは許して⋯⋯お願い⋯⋯」
「私たちだけで終わりなんて勿体ないですから!」
「じゃあ、俺って事は伏せさせてくれ!」
「仕方ないですね⋯⋯それでいきましょう」
「(流石にあいつらも信じないだろ⋯⋯)」
♢
「よし、良い感じに盛れた写真送れました!」
「流石にバレないよな⋯⋯大丈夫だよな⋯⋯」
そして数分後。
「あっ、秋夜さんからお返事来てますよ!」
「どれどれ⋯⋯」
『先輩、やっぱり女の子だったんですね。
自分、最近性癖が歪んだんじゃないかって不安だったんです。
やっぱ自分はノーマルだったですね。
先輩はゆかちゃんのママで、先輩は女の子。
だから僕はきっとノーマルだったんですね。
え?先輩は男?そんな可愛いのに男な訳⋯⋯
うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!』
「精神崩壊起こしてる⋯⋯」
「凄いメールですね?」
「すまん、秋夜⋯⋯」
「次はハルトさんも返ってきてますよ?」
「嫌な予感しかしないんだが」
『』
「し、死んでる⋯⋯」
「いやコイツ気絶してるわ」
「凄いですね。あれだけですぐに優斗さんって気付けるの」
「なぁ、母さん」
「はい?」
「これは封印しよう。頼むから」
「じゃあたまにで良いので夜着てくださいね?」
「えっ?」
「じゃなかったらアドレス帳全員に送ります」
「はい⋯⋯」
残念ではありますが、コミカライズ最終話が先月の末頃に更新されちゃいました。
虚無感が凄いですね⋯⋯
え?更新されないって事は⋯⋯今までみたいにセーブしなくていい?
やばいネタ入れまくって良いのか??!?!
ウメ⋯⋯ウメ⋯⋯




