352:いきなりオフコラボ?
前書きにてちょっとお知らせです。
失恋VTuberのコミカライズ最新刊が1/27日より発売開始予定です!今回の表紙はサキュバスゆかちゃんでとても可愛いです!
それに更にお知らせが!!!
なんと、失恋VTuberのコミカライズがAnimeJapanの企画であるアニメ化して欲しいマンガランキングの本投票にノミネートされちゃいました!!!!
しかもTop10に入れば東京ビッグサイトで行われるAnimeJapan2025の特設ブースで紹介もされちゃうらしいです!!!すっごーい!!!!
というわけで、エントリーNo20の失恋VTuberに投票して頂けると嬉しいです!!!!
世界最大級のアニメイベントで性癖を世界に知らしめる為にも何卒⋯⋯!!!!
「ああああああ!!!ちょっとナイーブになってる優希くんが可愛すぎるうううう!!!」
私は通話を終えると、今日の優希くんを思い出す。
配信中から少し元気がなさそうで、何か悩みがあるんだろうなっていうのはなんとなく察しがついていた。
優希くんの事だから一人で考え込んでそうだと思って通話かけちゃったけど、最後はスッキリした感じだったし⋯⋯それに⋯⋯
「可愛いって言われちゃった⋯⋯」
「あああああああ!!!思い出すだけで頭が蕩けそうになっちゃう!!!」
ベッドの上でジタバタとしながら私は悶えてしまう。
「はぁ、優希くんに会いたいなぁ⋯⋯」
デートとは言わない。ただ少しでも一緒にいたい。
最初の頃はここまでじゃ無かったのに、好きになるって恐ろしい。
「⋯⋯そのためにも仕事頑張ろう。
優希くんをサポートして、少しでも一緒に」
その為だったら、頑張れる。きっと。
♢
ある程度予定も片付いてきた頃、僕は実家に帰る為の準備をしていた。
「よし、忘れ物はなし⋯⋯と」
忘れ物があってもよっぽど大丈夫だとは思うけど、確認は大事だからね。
今年はちょっと帰る時期が遅くなっちゃったけど、親戚に会うわけでもないし特に問題はないかな?
「大丈夫そうだしそろそろ行こっと」
僕はそう呟くと荷物を持って家を出た。
少し移動して岐阜駅に到着すると、帰って来たって実感が湧いてくる。大して遠いわけじゃないのに不思議だよね。
中央南口を出てすぐにある乗降場でお父さんに拾ってもらう予定で、出たらすぐにお父さんが既に待っていた。
「お父さん、ありがと!」
「なーに、気にすんなって。母さんも優希に会いたがってるしな」
「あはは⋯⋯相変わらずだね」
「んじゃ邪魔になるとダメだし行くぞー」
「うん!」
♢
あれから30分ちょっと車で移動すると家に到着。平日の午前中なのもあってかなりスムーズに帰れたのはちょっとラッキーかも。
「ただいまー」
「帰ったぞー」
玄関を開けて家に入るとお母さんが小走りでこちらにやってくる音がする。
「優斗さんと優希ちゃんおかえりなさい!
それに優希ちゃんメッセージでは送ったけど18歳おめでとう!」
「ありがと、お母さん」
「優希も気付けば18歳か⋯⋯時間が過ぎるのは早いな」
二人はしみじみとしながらそんな事を言っている。確かに僕も18歳になったって言われてもあんまり実感はないかも。強いて言うなら選挙行けるようになったくらいかな?変わったことって。
「見た目はこんなに可愛いのに不思議ですよねぇ⋯⋯」
「ま、まぁそうだな⋯⋯」
そんなことを言いながら自然に僕の頭を撫でるお母さん。
「もう、子供じゃ無いんだから⋯⋯お母さんってば」
「私にとっては子供ですからー」
「むぅ⋯⋯そう言われると否定は出来ない⋯⋯」
「ははっ、とりあえず荷物置いて来たらどうだ?」
「うん、そうしてくる!」
僕は自分の部屋に入ると、荷物を置いてお父さん達のいるリビングに戻る。
「戻ったよー」
「早かったな。優希は今日はどこか行きたい所とかあるか?」
「ううん。特に無いけど?」
「んじゃたまにはゆっくりするか?」
「うん!あっ、でもちょっと相談したい事があって⋯⋯」
「相談か?良いぞ、何でも言ってみろ」
「えっと⋯⋯」
僕は前に薫さんに話したのと同じ話をお父さんとお母さんにした。
「なるほどな⋯⋯進学か。
俺は優希の言ってるようなクリエイター系の学校に行ってたんだが、愛知なら映像編集者向けの学科があるところもあるからそういう所に行くのもありだし、普通の企業に就職を考えているなら気になる大学でも良いと思う。
まぁ俺は、優希がクリエイターの道に進みたいならそっちを応援したいけどな」
反対はされないとは思っていたけど、想像以上に肯定的で、僕はびっくりした。
「⋯⋯どうして?」
「まっ、俺自身がクリエイターなのもあるが、優希もさVやってて結構楽しいだろ?たまに動画見てるけど、楽しんでやってるっていうのが伝わってくるんだよ。義務感というかそういうのが感じられないと言えばいいのか?」
「うん!義務感は感じたことはないけど、凄く楽しんでやってるよ」
Vとしての活動は楽しい。動画編集も自己流で大変な事も多いけど、その分反応が返ってくるとその大変さ以上に嬉しくなれる。
「それを数字も気にせずに楽しめるのもある意味才能だしな。それに優希なら⋯⋯まぁ、普段真面目にやってるから大学さえ出れば就職にも困らないだろ。多分だけどな。最近は動画編集者とかの需要も多いしすぐに食うに困ることはないと思う。
それに最悪⋯⋯いや、これは忘れてくれ」
「そっか、そっち方面で就職も出来るもんね⋯⋯って最後の意味深なのは何!?」
お父さんは元々Vライブの編集スタッフで入社予定だったって言ってたっけ。
「気にしないでくれ。それに俺なんてその仕事やるつもりがVやってるんだぜ?今思うとウケるよな」
「あはは⋯⋯それはレアケースすぎるよ」
「⋯⋯でも、なんとなくやりたいことは定まったかも」
「なら良かった」
「話は終わったみたいですけど⋯⋯優斗さん、優希ちゃんとオフコラボしたいって言ってませんでした?」
「なっ、そこは良い話だなーってとこだろ!?」
「優希ちゃんの可愛い所を見たいんですから仕方ないじゃないですか」
「「えぇ⋯⋯」」
「それに優希ちゃんの可愛いお洋服も沢山用意したんですからね!」
「待ってお母さん、それは聞いてない」
「母さん、それは俺も聞いてない」
「まぁまぁ、良いじゃないですか!
減るもんじゃないですから!」
「お、お父さん!は、配信やろっか!僕、配信したくなってきたかも!」
「そ、そうだな!!」
僕達は急いでお父さんの部屋に逃げるように部屋から飛び出した。
「⋯⋯まぁ、家にいるうちはチャンスだらけだから、私は気にしませんけどね?」
うっすら不安になる言葉をお母さんが発していたことに僕は気付かなかった。
さらにしれっとお知らせです。
1/24の金曜日から連載開始予定の漫画の原作を担当させてもらうことになりました!
しごできOLお姉さんが年下男子達にモテちゃう女性向けマンガになりますが良ければそちらもお楽しみに!




