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枕の下に 希望の上に(10)

隠密武装の世界

絡まる身体の上で

心は踏み潰される物

有限の日々に内蔵された

元からある性能

些細な事を

パッケージ化して

排出される泥は

焼却しても殺菌されず

人間に残り続ける



歩いて見る街並みは

少しずつ変わり

掃き溜めは綺麗に

隠される

見ない事は無い事だから

これまでとこれからを

プラグで繋ぐ

人間の美しいラインは

消失しながら繋がれてきた

今さら

違う方法など

取れるわけも無い



途中から引き継いだ

情報帯は

誰が何と言おうと

変わる事は無い

釈迦の掌

その上で

人生を謳歌するしかない

他人の目なんて

気にする暇は無い

自分が満足したかで

計られる世界



曇天の空から

零れ落ちそうな雲

山にぶつかるなら

そこは霧だらけだ

見せない事は

自然現象でもあり得る

翻弄される人間は

結局

自分を探し過ぎている

間違いを認めて

考えないという

楽な道もあるのだが



雄弁に語る人間の

後ろ側にある圧力には

ただの有象無象もあるが

確固たる信念もある

海に辿り着く頃

優しくなれたら良い

簡単な事じゃないが

きっと

それで良いのだ

生きている人間に

優しい人間なんか居ない

銃口を下げて

友人になっている

ただそれだけだ



途中から引き継いだ

感情帯は

時が経てば経つほど

歪になって行く

釈迦の掌

その上で

人生を謳歌するしかない

他人の心情なんて

気にする暇は無い

自分が気持ち良いかで

計られる世界



例えばの話

大事な友人を

純粋に守る人は居ない

自らが

守るべきだと思う人を

頭の中で比べているから

大事な恋人を

純粋に守る人は居ない

自らの

守るべきだと思う人を

頭の中で作っているから



君に向けられた銃口は

下がっているだけで

武装していないのは

君だけかもしれない

君の非武装を

誰かは笑っている

それで構わないと思えるか

それで構わないと叫べるか



途中から引き継いだ

情報帯は

誰が何と言おうと

変わる事は無い

釈迦の掌

その上で

人生を謳歌するしかない

他人の目なんて

気にする暇は無い

自分が満足したかで

計られる世界



途中から引き継いだ

感情帯は

時が経てば経つほど

歪になって行く

釈迦の掌

その上で

人生を謳歌するしかない

他人の心情なんて

気にする暇は無い

自分が気持ち良いかで

計られる世界

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