〈健斗SIDE〉
職員室に戻った、溝谷先生と少し話しながら2年D具にの教室へと向かう。
…ガラガラ
さっきまで騒いでいたような雰囲気がした、そして自己紹介が始まる。
「溝谷 吉希です、今年1年よろしく!!」
どうぞ、とでもいうかのように溝谷先生の視線がこっちに来た。
「えっと、槇村健斗です、このクラスの副担する事になりました、よろしくおねがいします。」
…これでいいんだよな??
うん、これでよかったんだ。
そして、何事もなくその後すぐにE組の教室に向かった。
「槇村先生?」
…?
誰だ??
振り返るとそこには、息を切らしたE組担任の山野先生がいた。
「大丈夫ですか?」
取りあえずそう言った
…だってそれが常識だろ?
「うん、大丈夫!!
でも、ほんまタイミング良かったなぁ(笑)」
「はは、そうですね。」
一応愛想笑いだけしておいた。
「それより早く教室に入りませんか?」
「ほんまやな、ごめんな?」
ガラガラ
また一瞬にして、教室が静かになってしまった。
「えっと、一応今から自己紹介する事になってるからするわ!
俺は、山野 正樹、去年E組やった人は知ってると思うけど、めっちゃテキトーやから(笑)
俺はこれで終わり!!」
あっ、わしの番か!
「えっと、わしは槇村 健斗です。えっと、広島出身です。あとは…
あっ、今22歳です。」
「質問ある人~」
山野先生がそう言った瞬間に、ある女の子が
「槇村先生彼女おるん~?」
グサッ!!
心にとても大きな釘が刺さった気分だった。
そのとき、理科の田山先生(?)が
「おい、お前ら槇村先生の心の傷えぐったるな!!」
あ、ありがとうございます、神様!!!!
「えぐったるなって事は、彼女おらん、ってっとってもいいって事やんな??」
別の生徒が言う、そして質問をしてきた生徒が
「じゃぁ、彼女おらへん?」
そーや<`~´>
心でそう思いながら、
「うん、悪いか<`~´>」
ちょっとキレ気味で返したが、なにも問題なく終わって行った。
おひさです(*^^)v
ちょっと、お父さんにパソコンを占領されてしまっていて…(笑)
でも、今度MYパソコンを買うのでそっからは、多分毎日更新できるでしょう\(^o^)/