自己紹介 〈三奈美SIDE〉
ざわついてる教室の中で、うちは槇村先生の事を考える。
(槇村 健斗先生、か、あの人の事を考えると心が苦しくなる…
なんでやろ…。)
「……み……なみ………三奈美!!もう、聞いてんの??」
「っはい!!なんでしょうか?
…って未来?」
彼女の名前は、大林 未来(女)、うちの大親友でありながら彼氏でもある(笑)
うそ、彼氏ではない!!
2人とも彼氏はおらん(*^。^*)
中2にもなって彼氏おらん歴13年(三奈美1月8日生まれ、未来3月8日生まれ)なんて、そうや、うちはどうせ寂しい子やもん!!(開き直り)
ガラガラ!!
一気に、シーン、となった教室に入ってきたのは
…槇村先生??(+山野)
「えっと、一応今から自己紹介する事になってるからするわ!
俺は、山野 正樹、去年E組やった人は知ってると思うけど、めっちゃテキトーやから(笑)
俺はこれで終わり!!」
「えっと、わしは槇村 健斗です。えっと、広島出身です。あとは…
あっ、今22歳です。」
「質問ある人~?」
山野がそういった瞬間、クラスの子が
「槇村先生彼女おるん~?」
それを聞いた瞬間うちは、
「おらんってゆって!」
と心の中でそう願った。
そのとき、田山先生が
「おい、お前ら槇村先生の心の傷をえぐったるな!!」
「えぐったるなって事は、彼女おらん、ってとってもいいって事やんな??」
そう思ったら、質問をしたクラスメートが、
「じゃぁ、彼女おらへん?」
と、聞いた。
「うん、悪いか<`~´>」
ちょっとキレ気味で、先生が返した。
でもその返しに、うちはなぜか安心してしまった。
これはねぇ、彼女おらんのに安心したのは事実です、が!!
うちが先生に恋をしたのは、6月上旬です(笑)
でも、小説でいきなりそこまで飛ぶのはあれかと思いまして、4月に恋し始める事になりました(*^^)v