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これまた便利だよ(異世界生活2日目)

 楽しんでいただけたら幸いです。最後まで読んでみてください。

 2日目。いう必要はないんだけど、なんか言いたくなったんだよね。よし、まずは飯。さっきから腹が減りすぎて、正直きついぜ。まー昨日ははしゃぎ過ぎて忘れていたからなー。とりあえず川があったから、トラップでも作って、魚を取ろうかな。


 よし、できた。名前は憶えていないが、魚を捕まえるトラップの完成だ。(魚が入ったら返しがあって出られないあれだ。)あとは、設置して、魚を誘導するだけだ。


 ぜんっぜん魚が入らない。テレビの人は、1つで1回でできていたから、簡単にいくと思ったが、無理かー。とりあえず、川とトラップの隙間から魚が逃げるため、敷き詰めて、隙間をなくした。すると、7匹取れた。思ったより多く、思わず鼻歌を歌ってしまった。トラップは設置したままだから、また捕まるといいな。


 上機嫌で寝床に戻ると、調理するための火がないことに気が付いた。

 

 そこで火を起こすのだが、魚の内臓は腐りやすいと聞くから、先に取っておこう。しかし、いつ痛むかが、わからないため、できるだけ急ぐ。


 火をつけるためには...確か昔やった火起こし体験があったな。その記憶を引っ張り出してくる。まず、乾燥した葉っぱと木の枝を集める。それを積み、いつでも焚火ができる状態にする。そして、木を木の板にして、丸く穴をあける。その穴にほぼぴったりな先のとんがった棒をイメージして作る。(やっぱこれ便利だわー)それを穴にはめ込みひたすらまわす。きこきこきこ...腕が疲れてしまった。煙は出ているからあと少しなんだよなー。


 あ、そうだ。いいことを思いついちった♪煙が消えないうちに急いでやろう。煙の出る木の板を手に持ち、火のついたたいまつをイメージした。(たいまつがファンタジーぽくていいから。)すると、火が付いたたいまつができた。消えないうちに焚火にする。 


 その間に、なぜたいまつに火が付いたのか。イメージする際、熱を木の一点に集中させるイメージをした。そして火が木に広がるイメージをしたらついたのだ。 


 とりあえず1つだけ串にさして焚火であぶって食べた。味は、鮭に似ていた。ちなみに見た目は完全にアユだ。夢中で食べ、骨だけになるともう一つ食べたくなった。


 そこで、もう一つ串にさすのだが、さっきの味に塩を付けたらうまいだろうなと“想像”していたため、それが起きた。串に刺した瞬間焼き魚になってしまったのだ....なんで?と思いつつも一口。 


 うん、うまい。冷めてはいるが、うまい。まあね。うん。スキルは食べ物には使えないと思い込んでた俺が悪いけども、わかるわけがあるかー!


 いや、逆にどう分かれと?腹減ってんのに必死で火をつけた俺の気持ちになってくれ!食べ物まで想像通りにできるとはどういうことじゃー!しかも塩焼きになっていたし。よし落ち着いた。


 食べ物の場合は、調味料は想像すると出てくるのかな?まあでも冷たかったから温めて食べたほうがおいしいけどね!腹も膨れたから、早すぎるが、次は家を作るぞー。

 料理も使えるとはこのスキルはほんとに便利ですねー。さあ、次回はいよいよ家づくり。ここで神様の言っていたことがわかるかもしれませんよ?お楽しみにー。

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