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スキルの思いがけない機能

 楽しんでいただけたら幸いです。最後まで読んでみてください。

 楽しくなっていて気が付かなかったが、いつの間にか赤くなっていた。特に川とか、空とか、空が赤かった。


 やばい、どうしよう。時間を忘れるという痛恨のミスをしてしまった。日も落ち始めているから、とりあえず寝床を作ろう。

 

 まず、シャベルで地面に穴を掘り、葉っぱを集め、穴に敷いた。よし、簡易的な寝床の完成だ。そこで、ふと、スキルのことが頭に浮かんだ。(手に持ったものってことは、家具とかも頑張れば作れるんじゃね?)そこで試しに、葉っぱを持てるだけ持ち、布団をイメージした。


 結果から言おう。このスキル便利すぎ!というわけで、答えになっていない答えになってしまいましたが、葉っぱの布団なのに柔らかかった。それこそ羽毛レベルで。これならぐっすり寝られる。


 しかし、重要なことに気が付いてしまった。腹が減った。飯なし。火もなし。ついでに、月からの光源もなかった。曇ってるからだね。


 って、んなあほなこといってないで、早く火を確保しよう。木を使ってたいまつをイメージしてみた。

 しかし、火はついていなかった。なぜかを考えたら、想像した形に変えられるスキルなので、物質そのものは変わらないようだ。要は、木から熱(物質というよりエネルギーだが)には変わらないということだ。おそらく、他のものもそうであるだろう。


 試しに石をもって金の延べ棒をイメージしたら、そこにあったのは、もちろん金の延べ棒ではなく、石の延べ棒だった。想像の中の物質が違う場合は、形だけを模すようだ。え?真っ暗なのになんでそんなことがわかるのかって?目が慣れてしまって見えてしまうからだよ。キミー、はっはっはっはっは。


 だから、ちがーう。冷静(?)に分析してないで、早く何とかしないと。でも何をするにしても真っ暗で何もできんから、穴の上にふたをして寝た。また明日から頑張ろう。んじゃ。お休みんさーいってことで。

 いかがでしたでしょうか?良ければ、また次回も見ていただけると幸いです。

 それでは、また次でお会いしましょう。では、さようならー

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