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異世界だー!楽しみだー!道具だー!(異世界生活1日目)

 楽しんでいただけたら幸いです。最後まで読んでみてください。

 浮遊感がなくなり、背中に固い感触が生まれる。目を開ければ、幻想的といえる、緑のうっそうとした森、魚の泳ぐ澄んだ透明な川、小鳥のさえずり、すべてが、素晴らしく思えて仕方がなかった。


 起き上がり、(異様に体が、軽く感じた。新しく生まれかわったかな?)辺りを見渡すと、森、森、森、ガチで一人じゃん...。


 まあ、神様からもらったスキルをちょっと使ってみよう。楽しみで仕方がない。手に持ったものを想像した形に変えられるスキルだったから、とりあえず、手ごろな小石を拾って、ナイフを想像してみる。サバイバルといえば、ナイフだよなー。すると、石が、クリーム色に光った。光が収まると、小石の模様のままではあるが、想像通りの12センチぐらいのナイフができた。想像より軽いが、まあ、気にしなくてもいいだろう。


 それじゃ、早速使ってみよう。まず、手短な木の木の枝を叩くと、パァン!と、ナイフが砕け散った。


 は?なんで?砕けたの?いやいや待て俺、常識的に考えて、5センチぐらいの小石からは12センチのナイフは普通出来んな。異世界とはいえここは現実ではあると覚えておこう。おそらく、見た目は変わったが、重さは変わらなかったため、質量は変わんないんだろうな。


このスキルは、形と密度は変えられるが、質量は変わらず、無理に大きくすると、もろくなるということなのだろう。


 次は、もうちょい大きい石で作ろう。この石にする。30センチぐらいの石は重いはずなのに、なぜか、全然重くなかった。ちなみに、この大きさの理由は、ついでにさっきの仮説を確かめるためだ。2度目もうまくいった。やはり重さは変わらないようだ。


 また、試しに木を叩くと、スパっと気持ちよく切れた。木の断面も研磨したかのように滑らかなものになっていた。 


 その後、もうちょい軽い石でやってみたが、断面はさっきよりはきれいなものではなかった。このスキルでつくったナイフは、同じ材料でも重さによって性能が違うらしい。


 しかし、作ったナイフが持ちにくかったので、持ちやすいように、そして、木と組み合わせられるかな?と思い、木を切ると言えばこれだろうと思い、斧を作った。うんうん、我ながらいい出来だ。早速木を切ると4発ほどで倒れた。(倒れるのが早くてこっちに倒れてきたもんだからかなりビビった。)


 自分でも楽しくなってしまい、いろいろな道具を作った。シャベル、鉈、のこぎり、ツルハシ、剣など、ゲームなどからの知識で思いつく限りの道具を、今必要なさそうなものまで作った。

 楽しんでいただけたでしょうか?蒼汰は、一人で楽しんでいますが、なにやら困ってしまったようです。次回もまた見てくださいね。

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