待ってました!念願のスキルだー♪
楽しんでいただけたら幸いです。最後まで読んでみてください。
まあいいや。
『スキルについてです。』
「あー。すみません。最近寝不足で..。気を取り直して、あなたの言った条件に合うスキルは3つほどありましたよ。」
質問は思い切りスルーされていやがる..。この神様で大丈夫か? …何かを察したのか、あわてたように言った。
「ええとですね..まず1つ目のスキルは、手に持ったものを想像した形に変えられるスキル、2つ目は、農業に必要なものをどこででも出せるスキル、3つ目、これが私のおすすめの、いくら動いても疲れず、かわいい動物に好かれやすくなるスキルです!どうですか?いいと思いません?」
おお..すごい押しだな。この人じゃない、この神様のおすすめはどういう思考で、あまり関係ないと思うが..単にworkaholicな動物好きじゃね?一番良さそうなのは1つ目だよな。
『きめました。1つ目の手に持ったものを想像した形に変えられるスキルにします。』
「...そうですか...それではあなたのスキルはそれにすることにします...。」
あれ?なんか、むっちゃ落ち込んでいる。そんなに良いと思ったのかな?さすがにかわいそうに見えてきた。時々こっちをチラチラみてくるし。
『…あー神様のおすすめのスキルもよかったですよ?ただ、自分に合いそうなのがこれだと思ったから、このスキルにしました。』
これ、フォローになっているかな?すると、かみさまは、
「そうですよね!やっぱりいくら働いても疲れない体と、モフモフはいいですよね!このスキルではないのは残念ですが..今から送り出す準備をしてきますね。」
あ...期限直った。しかも、無茶苦茶わかりやすい。というか、これは、workaholic確定だな。にしても楽しみだなー。どんな場所かなー。お、神様が呼んでいる。
「では、そこに立ってください。それでは、あなたに幸運が巡らんことを。」
体が光に包まれていく。浮遊感も生まれる。
「あっ..忘れていました。お詫びにおまけでとあるものを...」
....なんか言っていた気もするが、スルーだ。なんせ、これからのことが楽しみだからな。どのみち聞こえなかったから、気にしてもしょうがない。
いつもより長くなってしまいましたが、読んでくださり、ありがとうございます




