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What!?いったい、何があったの⁉

 楽しんでいただけたら幸いです。最後まで読んでみてください。

 俺とシルグが家に着くと、何か異変が起こっていた。


 ....騒がしすぎる。特にリーズとビーンの声が大きい。いつもはあんなに大きいは声でしゃべらないのにな。何か、状況が悪いわけではなさそうだ。


 なぜなら、悲しそうな声というより、むしろ、興奮している感じだからだ。


 思い当たる節がないので、シルグと俺は顔を見合わせて疑問に思いながら、家の中に入る。


「ただいまー。」


「ただいま戻りました。」


すると、ライアより早く、ビーンを背中に乗せたリーズが駆け寄ってきた。


「おかえり、ソータ。ねえねえ、びっくりするかもしれないけど、ちょっと来て!」


 ....フーム。リビングにその興奮している原因があるようだ。俺は慌てて靴を脱いで、リビングにできるだけ早く行った。


 ....その途中でずっこけて、ライアや、リーズに爆笑されたこともあったがここでは省略するとしよう。


 リビングのドアを開けると、そこには3,4メートルはある大きなライオンがいた。ただし、ヤギの角が生えているという点では、ライオンではないことがわかる。


「...どうしたんだ?これ。」


「あのね、あのね、ライアおじさんが倒したんだよ!それもね、一瞬で倒しちゃったんだ!こう、ライアおじさんの姿がパッと消えたら、ヒュッってなって、ズドーンって倒れたんだよ!」


 どゆことですかね?興奮しているのはわかったから、少しは落ち着いて説明してほしいな。というか、この動物は何だ?


“この動物はラークライドです。この動物は、一般的な動物と違って、基本的に群れを作りません。群れを作る場合は、多くても4,5頭です。また、高い攻撃性があり、一緒に行動している群れの仲間以外になりふり構わず、襲い掛かってきます。また、空腹を感じれば感じるほど攻撃力が上がります。その力は動物の中でもトップクラスになり得ます。さらに角のように見える部分は熱を感知できるようになっています。この能力は壁などで遮ることはできません。しかし、すぐに音を立ててしまうため、逃げられてしまうこともしばしばあるようです。


 尚、多くの種類の動物を鑑定したことによって、発展能力が解放されました。それは、その動物の固有スキルと同じ能力を敵味方関係なく借りられます。その際、借りられる能力は一つだけで、動物が固有スキルを使っている場合だけです。動物が自ら開花させたスキルを借りることはできません。”


 なるほど。この動物が噂のラークライドか。思っていた見た目と違うな。


「なあ、ライア、大量に発生しているって話だったけど、一匹だけだったのか?」


「むっ?なんでわかった?...まあ、いい。一匹だけだったぞ。一応倒した後に周りを見て回ったが、他の姿は見当たらなかったな。おそらく、今回のこととは関係のない個体だったのだろうな。たまに賢いものであれば、和解ができるのだが、無理だったので、私が軽くあしらったのだよ。」


 強いな!いや、別にこのラークライドが強いかは分からないか。しかし、ライアはこんな大きい動物を軽く倒すなんて、本気を出したら、どんな強さなんだろう?


 まあまあ、それは置いといて、


「そういえば、なんであんなに騒がしかったんだ?」


「....実はな、ラークライドを倒したことがないリーズたちがすごい私をかっこいいと言ってくれてな....嬉しんだが、照れてしまうのだ。」


「なるほどね。大体わかった。...それで、このラークライドはどうする?」


「もちろん、狩ったからには食べるに決まっているだろう。それに、こいつの肉は生であれだけうまかったんだ。蒼汰が料理とやらをすればもっとうまくなるだろう?なら、食べるに決まっているだろう。」


 おおう...珍しくライアが興奮しているな。そんなにうまいのか?味付けはほとんどが出所の分からない塩だけだけど。やっぱり、焼いたりゆでたりという料理がいいということだな。


 今日はとってきた鉱石の使い道を考えようとは思っていたけど、また今度にしよう。この大きさは初めてだから、解体に時間がかかるかもしれないからな。


「それじゃ、今から、このラークライドを解体してくるね。」


そう言い残して、俺は庭に引きずって持っていく。(持ち上げたほうがよかったかな?)



「....やはり、蒼汰は見ていて飽きないな。」


私は蒼汰が解体に行ったタイミングを見計らって、みんなに聞こえるようにいった。


「?どうしましたか急に。確かに思いつきもしないことを平然と思いつくような人ですけど。」


「いや、そうではなくてな、そもそも、私たちを見て平然としている方がおかしいのだ。訓練された兵でもあるまいに。知らないかもしれないが、一般人は私たちを見て逃げ出すどころか、むしろ、受け入れてくれている。そして、この世界に他にもいるのかは分からないが、スキルを2つ以上は持っているだろう。しかし、この世界のことをほとんど知らず、いろいろ知らないことがあるから、みんなに教えてもらっている。だがな、知識の吸収が速いから、成長を見るのが楽しいのだよ。まあ、それは全員に言えることなんだけどな。」


「なんで蒼汰がいない時に言うの?」


リーズが問いかけてきた。


「なんでこのタイミングで言ったな。それは、蒼汰はな自分のことを指摘されると、気恥ずかしいらしいのだよ。そして、蒼汰にはああ言ったが、すぐにラークライドが来る頻度も増えていくことだろう。だが、このことを話しておくことによって、蒼汰に助言しやすくなるだろうという目的もある。だから、今までも何回か問いかけてきたと思うが、これからも答えてやってほしい。」


「....そんなの、しないわけがないじゃん!」


「そうですよ。蒼汰さんだけに限らず、誰に聞かれても答えますよ!」


こんな感じで、みんな似たような答えであった。よく思っていない奴もいるかもしれないと思ったが、どうやら、杞憂だったようだ。


 むしろ、こんなことを考えて聞いている私の方がみんなを信頼していなかったのかもな。これは反省して、今後はないようにしないといけないな。


「みんなの気持ちはわかった。聞いてよかったよ。みんな、蒼汰のことを気に入ってるのだな。そこでだ、蒼汰もみんなのことをよく知らない部分もあると思う。それは逆も然りだ。だから、蒼汰が戻ってきたら、自分のことをもっと知ってもらうために話す場を設けようと思う。同意してくれるか?」


「もっちろん!」


「もちろんですよ。」


「もちろんよ。」


「もちろんであります。」


「「もちろん!」」


 順にリーズ、シルグ、ガルジェ、ビーン、バッシー・ゴッシーである。まだ、ファイガはしゃべれないので、精いっぱい身振りで『うん、僕もー。』と言っている。


 ....もう、喋れてもいい時期だと思うんだがなー。そこは気長に待っておこう。


「ああ、それと、隠すわけではないが、話す時間まではできるだけ蒼汰には話さないでいてほしい。」


「なんででしょう?」


「それはな、もしかしたら、蒼汰が早く知りたくて、飯を手早く作るかもしれないだろう?そうすると、話すことを整理できずに話すことになる。そうなると、しどろもどろになって、話が伝わらない可能性がある。だから、少しでもギリギリまで考える時間を確保したいのだ。」


「なるほど、わかりました。そこまで考えているとはすごいです。」


「ああ、ありがとう。」


蒼汰はすぐ話せると思うというより、前に自分のことについて話していたな。だから、大丈夫だろう。


 さて、私もしっかり話す順番を整理しておかないと。



 ふうー。やっと終わった。一時間半ぐらいかかったな。


 でも、最初と比べるとかなり早くなったんだよな。


 しかし、このナイフ、切りやすいな。石だと、切れるが、途中で折れたり引っかかったりしたから、するする行くと気持ちいいな。


 でもな...これ、切れすぎて危うく手も切るところだったよ。なんせ、ナイフをギコギコしたら、骨までスパッと切れたからな。


 しかし、まーでかいな。肉の部分だけでも全部で一辺2メートルぐらいありそうだからな。


 毛皮はほかの動物より硬かったな。柄もなんか、変わったからな。無地の黄色っぽい見た目だったのが、赤の斑点がところどころある....あっ、これ、血だったわ。


 はいー。普通に色変わってないのに色が変わったと勘違いしているアホがいますよ。俺のことだけど。


 これを鉱石と組み合わせて、装備にしてみたら、強そうだよな。鉱石に薄くコーティングするだけでかなりの強度になるあったはずだからな。また今度時間があった時に作ってみよう。


 骨も丈夫そうだし、武器とかにでもできそうだな。....いかん、今はそんなことを考えている場合ではない。つい、オタク心が出てしまった。


 今は、この肉をどう調理するか。....一旦、家の中に戻るか。


 家に戻ると、何か話しているようだったけど、やめたようだった。何話してたんだろ?まあ、いっか。みんなだけで話したいこともあるだろうし。


 おし。作ろう。いつも通り、初めて食べるから、薄く切って、焼いてそのまま食べてみる。火を通したイメージをして、少し温める。食べてみる。


 うまい。たとえると、食感は高級な牛肉を食べたような感じだ。少ししか嚙む必要がないくらい肉が柔らかい。味もだが、味は鶏もも肉に近い。これを使って、いろいろな料理が作れそうだな。


 そういえば、野菜を育てるために畑を作ったんだが、大丈夫だろうか?一応、植物のことがわかる固有スキルを持つリーズと、物知りなライアのお墨付きなので問題はないと思うが....。


 まあ、植えてからそんなに経っていないから、今気にしてもしゃあないんだけどな。


 でも、俺はそんな細かいことが気になってしまうという人間なんだ。もちろん大きなことも気にするよ?だけど、あまりにもぶっ飛んだ話はスルーするが。


 話は戻すが、今日の夕食は、毎度恒例のシンプルなステーキでいいか。


 実は、俺だけいつも一足早く味を知っているが、新しい動物の肉を食べるときはシンプルにしているのだ。最近は野菜もたまに添えてるが。実は、みんなには好評なのだ。


 これをこうしてっと、出来た。


「できたぞー。」


いつものごとく、競うように来た。


「腹が減ったな。今日は何だ?」


「今日はラークライド肉のステーキだ。やっぱり、最初はシンプルな方がいいからな。」


「なるほど。確かに手の込んだ料理を初めから味わうよりもシンプルにして味わって手の込んだ方の料理を味わうのだな。」


うんうん。よくわかっていらしゃっている。って、もうみんな食べ始めているし。ライアも今、気が付いて慌てて食べ始めたし。


 俺も早く食べ始めよう。みんなが俺の肉を虎視眈々と狙っているし。


 それじゃ、いただきます。

 いかがでしたでしょうか?今回は、動いているところは見れませんでしたが、初めてラークライドが出てきましたね。ライアの本気ってどんなのでしょうかね?それはまた楽しみにしていてください。

 さて、投稿頻度の話になりますが、6日か7日に一回にします。ですので、次は29日に投稿する予定です。

 それでは、また次回お会いしましょう。

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