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実は、このスキルにはな....

 楽しんでいただけたら幸いです。最後まで読んでみてください。

 ....それは飯を盛り付けていた時のことだった。


 あの時はアニメの曲を鼻歌で歌いながら作っていたんだが、食材を運んでくるときに誤ってひじが当たってしまってな、皿ごと落としてしまったのである。(料理したことある人なら経験があるんじゃないか?)


 しかも、たまに外で食べるのだが、その日がちょうどその気分だった....いつもは、家で作り、家の中から持っていくのが、正直めんどくさかったので、外で作っていたところそれは起きたのである。


 慌てて拾うもたくさんの土がついてマズそうである。


 ...油が落ちておいしさが半減するが、食べられないよりはマシだろうと思って洗おうと思ったのだが、そこでスキルの力が働いたのである!


 なんと、洗いに行こうと思って皿に乗っけて持っていたものが落とす前の肉と野菜、そして少量の土に変わったのである!その時は、一瞬自分の目を疑ってしまった。


 とりあえず別の皿に肉と野菜を移して、土の乗っている皿を洗いに行った。洗っている中で、なぜかを考えていたら、あるスキルが思い浮かんだ。


 そう、いつもお世話になっている、『イメージクラフト』である。何も説明がないため、いつも通り予想になるが、もしかしたら、お皿を持っていた時、どういう風に盛り付けるかを考えていたため、そうなってしまったのではないか?


 そして、その想像の中に入っていないものは分離という形で除去されるのではないかという仮説を立てた。


 一応、一つ食べてみたが、特に味にも変化はなかった。


 飯を食べてから、その立てた仮説を検証してみようとは思った(今できる、気になったことは、すぐやるのが、俺の信条である)のだが、どう立証すればいいのかが分からない。


 必死に頭をひねって考えてみた結果出てきた答えは....木と石を粉々に砕き、混ぜ合わせて、分けられるかを確かめる。そして、スキルを使う際は、木だけか、石だけを想像する。これで分けられたら、俺の仮説は正しいことになる。


 やってみよう。まずは、石と木を砕き、ついでに道具も砕き....壊れた。


 いや、まって、弁解させてほしい。別にわざと砕いたわけではないんだ。ちょっと力の加減を間違ったら、こうなってしまったんだ。ほら、『ストロングパワー』とかいうスキルもあったじゃない。あれは、どんな重いものも持てるスキルといってたけど、見方を変えれば、力が大幅に上がるという意味かもしれないじゃん?


 そして、作ってからあまり使っていなくて、(ちなみに金づちならぬ石づちだ。)手入れもしていなくてもろくなっていたのだろう。Q.E.D.(証明終了)。


 我ながら、完璧な推論だ。


 そんなあほなことをしているところを(実は、少し声に出てた。)バッチリ、ライアたちに見られてた。しかも、かなり生暖かい眼差し付きで。死にたい。


 さて、話を戻そうではないか。....口には出していないよ。当たり前だろう!....混ぜて木だけのイメージをした結果、見事に分離した。


 その際、木は木の棒にもしてみた。切ってみたが、中に石が入っている様子もなかった。....ということは仮説は合っていたということだ。一応、混ぜた後、石の方でもやってみたが、こちらも成功した。


 待てよ?分離することも合わせることもできるから、これから作るのも簡単にできる。



 ....ということがあったわけですよ。だから、分けようといったんっだ。にしても、この黒い、アラガン鉱石を割ったら見えた銀のキラキラしたやつが鉱石なんだろうな。まんま鉄だな。これは、鉄と呼ぶことにしようと思う。


 だが、一つ気になることがある。普通、こんなにでかいものなのか?一粒最低でも直径2センチぐらいはありそうだけど。それに、原鉄ってこんな色なのか?実際の精錬される前の鉄鉱石は見たことがないからどうなんだろ?これじゃ2つだな。


 ....ここは異世界だよ?そんなことが頭に浮かんだ。確かによくわからないことは異世界だと割り切ればいいかもと思ってしまった。


 とりあえず、この問題は保留というか、放置とする。


 やってみようではないか。この銀色のが黒い部分と分かれる想像をする。一つの鉄塊を想像してみる。


 すると、今回は光の色がなぜか銅色だった。そして、いつも道具を作ったり、前に分けた時より時間がかかった(具体的にはいつもは10秒未満なのに対して、今回は、1分くらいかかった)。


 前回は粉々にして分けたから、簡単だったのかもしれんな。でも、スキルの効果が出るまで時間がかかることもあるんだな。


 なんで、光の色が銅色だったんだろう?いつもは虹色なのに。あれかな?材料によって、出る光の色が変わるのかな?だとしたら、材料と色を記録していきたいな。


 ....いや、待てよ?だとしたら、なぜ肉や、木や、野菜や、石は光の色が同じなんだ?....なんか、俺って、疑問に思うことが多くないか?しゃあないか。そもそも、この異世界すらも謎が尽きないんだし。


 話を戻そう。いや、戻すまでもなく、今話しているか。あれ?こんがらかってきた。まあ、いいや。


 これで鉄塊が取れました。もうそろそろ、シルグが待つのにも飽きてきたところだろう。だが、俺は鉄をゲットしたら、やりたいことがある。


 そう、いつも使うナイフを鉄にするのだ。なんか、いろいろな過程が必要だったはずだが、頑強にすれば大丈夫だろう。そんなわけで、木と鉄での包丁をイメージする。


 すると、スキルが発動して、少し暗い虹色の光を放ち、だんだん形が変わってくる。....予想はしていたが、遅いな。3分くらいかかったよ?なんでだろうな。


 そんなことはいいんだ。重要なのはこのナイフがどれぐらいなのか。ちなみに、このスキルを使うと、元の物質の性質より性能が良くなる。というわけで検証しよう。


 何か切れる物は...っと、さっきの分けた時に出た鉱石の残骸でいいな。これを一つに固めて、その際軽く圧縮する。そうすれば、硬そうな石ができた。手でたたいても、びくともしない。


 これに、ナイフを当てると、スーっとまるで熱したナイフでバターを切るかの如く滑らかに切れた。イエーイ。これはすごいな~(棒)


 いかん、動揺しすぎてつい棒読みになってしまった。....そもそも石を切るって発想がおかしかったよな?興奮のし過ぎで、軽く思考回路がバグってたな。


 ...まあ、少しも力を入れていないのに、こんな簡単に切れるんだで?性能がバグってるだろ!


 だめだ、何か新しいものを作ったり、発見すると、いつも興奮して、突っ込んでしまって疲れるわ。精神的にね?でも、いい収穫があったからいいや。これからも、ここに来るだろうし、今は必要な量だけ持って帰るか。


 アラガン鉱石を多めにとって、そのほかの鉱石は、使い道を思い出せるかもしれないから、2キロぐらいずつ持って帰ろう。


 ....忘れてた!手押し車を作っていた途中だったんだ!起きたことを話したり、ナイフを作っているうちに忘れてた。早く作ろう。


 さっき残った鉄塊と木のタイヤをもって、手押し車を想像する。やはり、3分ほどかかっていた。だが、ちゃんとイメージ通りにできたから、良しとしよう。


 とった鉱石を手押し車に乗っけて...大きめに作ってよかったな。かなり積み重なっている。もう少し小さかったら入りきらなかったな。まあ、入ってるから、いいけど。


 よし、家に帰ろう。鉱石があるところから出たところで、温かい日差しでうとうとしているシルグに声をかけた。


「ごめん、シルグ。遅くなって。退屈だったよな?」


「....えっ?いや、別に大丈夫ですよ。すみません、うとうとしていて。用事は終わったのですか?」


「うん、終わったよ。もう、出発できる?」


「はい、いつでも出発できますよ!」


「それじゃ、行こうか。」


そう言って、俺たちは、家に帰っていく。


 洞窟にとんでもないものが眠っているとは知らずに。


 道中、俺は、アラガン鉱石以外の鉱石の使い道を考えていた。いくつか思いついたが、ここでは割愛するとしよう。またの機会に話そうと思う。


 そして、家に着くと、不思議な光景が広がっていた。


 いかがでしたでしょうか?相変わらず、当行の頻度がバラバラですみません。

 さて、話は変わりますが、今回は、また蒼汰が新たな発見をしていましたね。別に後付けの設定ではないですよ?きちんと最初に能力を考えています。少しずつスキルのくわしい能力が明らかになります。それと、スキルに発展的な機能が出ても、現状、知ることのできる手段がないので、いつか登場させたいですね。

 それでは、また次回お会いしましょう。

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