昇級試験 その二
はい。前回の投稿からすっごい立ちました。本っっっっっっ当にすいませんでした!!!
そうしてバトルが始まった。
そして始まってから5分ほど経った時、「ドン」という銃声とともに一チームが悠達の元へやってきた。見るところによると相手チームは全員短機関銃という少々特殊なチームだった。
「行くよ」
悠のその掛け声とともに戦いが始まった。
そして彼女が言うと同時に彼らも弾丸を撃ち始めた。
しかし先程の威勢とは裏腹に悠達は後ろへ後退した。射程距離に入らないように。
彼らはもちろん迫ってきた。すると薫が指示を出した。
「藍香と蒼は後ろで俺たちを援護して。仕留められるなら倒しちゃってもいいよ。悠は一緒に前衛として戦おう」
彼らは薫の指示に従ってばらけた。するとばらけてすぐ悠と薫は低い姿勢を保ちながら敵チームへ走っていった。そして悠は足を、薫はもう1人の敵チームの肩を斬りつけた。
すると彼らの彼らの体が消えた。
悠たちが驚いていると、相手のうちの1人が薫へ発砲した。
相手の弾が薫にあたり、馨は退場となった。
その攻撃のせいで残るうちの二人のうち一人が弾を撃ったせいでリロードを始めた。そのすきに藍香が弾を撃った。その弾は敵の腕にヒットし、残りの敵は一人となった。
そしてそれと同じタイミングで蒼と悠はもう一人の敵を倒した。
敵は再び消えてしまった。
「とりあえず倒した。どうやら倒されると透明になるみたいだね」
「うん。そうみたい。でも馨が倒されたのは痛いよね」
それぞれ悠と藍香が言った。
「ここから移動するほうがよくないか」
「うん」
「「「「ドカーン!!!」」」」
移動しようと思ったその時、彼らの斜め右方向から何かが破壊される音と共に悲鳴が聞こえた。
悠たちが音がした方向へ向かってみるとそこには数チームとなぜか七体の怪物がいた。爆発型怪物6体とスライムみたいな怪物、おそらく不知怪物と思われる怪物1体だった。
すると天井からアナウンスがされた。
「現在、北東にて怪物襲来、隊員は試験を直ちに中断し、北東へむかい怪物討伐に努めてください。A級も向かう予定です」
すると誰かがこういった。
「は!?なんでいるんだよ。こっちは試験やってんだよ。ふざけんな。ぜんぜん意味わかんねぇ」
するとナントカさんに対して彼のチームメイトらしき人がこういった
「怪物たちが俺たちの都合なんて考えてくれるか?だからやるしかねぇんだよ。いつもと一緒だ。何なら人が多いし今のほうが楽だ」
他にも混乱していた人がいたが、彼らの会話を聞いていた人がいて少なからず、混乱は収まった。
「まあとりあえずいつも通り倒そう。薫はいないけど」
しかしこうしている間にも怪物は暴れ、不可知怪物は人を襲い始めた。
隊員は当然の如く争ったが、衝撃的なことにその隊員を含む5名ほどを一気に自身のスライム状の体躯へと包み込んだ。そしてその瞬間、ゲートが開き、不可知怪物だけが虚へと消えた。
彼らは衝撃を受けた。
そして怪物のうちの一体がこちらへ攻撃をしようとしてそれを隊員の1人が避けた。全員、それで我に帰り怪物へと攻撃を開始した。
そして怪物を討伐し終えたあと、A級隊員とS級隊員が到着した。
そしてその場にいた隊員全員が次の日に事情聴取を受けることとなった。