プロローグとPMDDIOについて
どう頑張っても無理でした。
ごめんなさい!!!
2031年東京。その日、異界のゲートからきた怪物により東京は一夜にして滅ぼされた。
その被害として東京都民の2/3が亡くなり、建物は全壊、良くて半壊。つまりとても住める状態ではなかった。
日本政府は怪物の被害を食い止めるため東京を天へ隔離し、隔離された東京の監視そして怪物の討伐や研究するため異界怪物撃破防衛研究組織、通称PMDDIO(Parallel Monster Defeat Defense Investigate Organization)を立ち上げた。彼らは東京の中心に拠点を作りそこで監視(交代での見回り)及び研究をしている。
PMDDIOの隊員は防衛省や警察から選ばれるが民間人からも志望し、適正があれば隊員になることができる。
実際隊員の約半分は民間人だ。年齢制限は特にないが、隊員になった時点で死を覚悟しなければならなく、試験に合格しなければならない。試験はとても難しく並そこらの人間では受からないため年齢制限はない。
異界の怪物達には通常の弾丸や鉄(剣とか斧、槍とか)は効かない。そこで彼らは怪物たちに効く武器を開発した。武器は高エネルギー可視光線、つまりブルーライトを具現化した武器だった。ブルーライトと言ってもとても少量、携帯電話を1回使う時に出るブルーライトの1/1000ぐらいの量だ。
それらの武器を総じてハイエナジーウエポンと呼ぶ。
それぞれ武器に種類があり、剣だと短剣、双剣、大剣、銃だと狙撃銃、短機関銃、双銃、そして槍、弓がある。
そしてそれらの武器を使って戦う戦士たちがPMDDIOの隊員だ。
PMDDIOの隊員達はそれぞれ実力ごとに6階級に分かれている。下からC,B,A,S,X,Zだ。階級が上がれば上がるほど難易度の高い怪物を倒す許可が出る。基本的に元警察官及び元自衛隊はS〜X級に分けられる。Z級は最高10名までしかなれない。どの階級であろうと怪物を退治することができるレベルにはなっている。
そして彼らは一月に一度民間人は民間人で、元警察官は元警察官と、そして元自衛隊は元自衛隊で昇給試験を行う。試験はバトルロイヤル形式で最下位、なおかつC級だったものは東京から降り、日本に戻らなければならない。もしもそれ以外の階級だった場合、一級降格する。しかし、同じタイミングで入隊式があり、一定の人数が保たれる仕組みとなっている。この昇給試験は研究者は受ける必要はない。
そしてこれらのことを踏まえた上で隊員になる4人の少年少女がいた。