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夜空からキラキラ光るものが降る時ボクの心に溢れる寂しい想いが身体を満たす、あゝ、時よ、とまれ

作者: 秋葉竹


もう、やだよ。

こんなこといつまで続くのさ?

こんなややこしいこと。

もっと、シンプルに行きません?

シンプルに、シンプルに。



カレが好き

カノジョが好き

アナタが好き

ボクが好き

エデンが好き

ヘルが好き

ミンナ好き


でも、ホントウに

1番好きなのは

アイ。

アイが好き

アイが大好き

何より好き

キスより好き

ダークより好き

クールより好き

雲より好き

晴れより好き

雨より好き

意志より好き

意味より好き

カネより好き

ウソより好き

キズより好き

自傷の手首より好き

アイが。


街を遠くみおろして

今宵鮮やかな最終回を

目論んでみても

振り返れば荒野の空高くハゲタカが飛ぶ

この身体は

街まで届きそうにない


その嘴がこの心臓を突き刺すのが

定められた未来というなら

華麗に舞おうせめてラストダンスを

いつかその目にできる

ホントウの絶望を隠し通しながら


ボクは素晴らしいアイを追う


いまそこにあるアイではなく

それさえあれば生きて行ける

そんな素晴らしいアイを追う


夜空からキラキラと

大いなるアイが降り注げば

命煌めくアイがまざった夜がこの身を覆い

ボクは生まれて初めて

生きている価値を知るだろう


しななくてもいいりゆうを

うまれてはじめてなっとくするだろう


あゝ、ときよとまれ。




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