魔力提供者
困惑してしまった。
あまりにも突然すぎた為聞き間違いかと思い
もう一度聞いてしまった
「だから…チ…チューをしないと…」
とどんどんしおらしくなって真っ赤になるリリィ
そんな訳の分からない事を言われ混乱する私に対し
「このティーポットを魔力を持った人間の身体としよう」
と突然ノワールが言い出し
急に変な事を言われ混乱してた私はキョトンとしてしまった。
「まぁ聞きたまえ さっきいった通りこれを身体とする
そしてこの魔力を放出するための出口と吸収するための入り口が
開いてないとする」
「さてそんな密封空間の中で爆発が起きたら入り口と出口はどうなる?」
「……爆発によって吹き飛ぶ?」
その通りとノワールは優しく微笑み話を続けた。
「その爆発でこじ開けられた入り口だった場所から
永遠と勢い良く魔力が出てる状態でゆったり流れる魔力を取り込めると思う?」
私は考えた結果無理だと思い首を横に振った。
「君は今そんな状態なの元々の放出口の方の扉も壊されてるから
魔力を止める事が出来なく
例え出来たとしても吸収口からも漏れてるから
魔力を吸収する事が出来ないから
他人の魔力をもらう為に……定期的にキスをする訳」
と分かりやすく説明してくれた。
キスと言う単語で耳が赤くなってた事は黙っておこう…
「ん?今 定期的にって言った?」
私はそう聞くと小さく頷いた。
「最初だけじゃダメなの!?」
「さっきいった通り君には魔力を留めるための扉が無い訳だから
例え貰っても魔力は放出され続けてるから定期的にしないといけないの」
「て…定期的にって大体どのくらいの間隔なの?」
「ん〜一カ月位かな」
「まぁ本来なら私が……キスをして万々歳なんだけど丁度リリィもいるし手伝ってもらおうかな」
サラッとこいつ爆弾発言したぞ。
そんな事を思いながらリリィの方を見ると顔を真っ赤にしながらビックリしていた。
「ちょ…ちょっと待ってよいきなりすぎて訳わかんないんだけど
第一私チューすらしたことないんですけど!!」
「私だってした事ないよ!」
などと口論になっていた。
そこで私は
「いや 私は別に2人じゃなくても良いよ?聞いた感じキスした事ないっぽいし
初めてが女っていうのもどうかと思うし」
まぁ私もした事はないんですけどね…
2人はそこでやっと自分で未経験者と暴露した事に気付き顔を真っ赤にしながら下を向いてしまい沈黙とかしてしまった。
10分後
私はもうお礼を言い森を出ようとと立ちあがった瞬間
突然リリィが小さく手を挙げ
「私は…別に…………良いわよ」
「本当に…良いの?初めてなんだよね」
「えぇ…そうよ ただここなさんとなら別に…良いかなって……思って」
そんなあまりにもありえない返事が返ってきた。普通さっき会った奴と誰がしたいか相手が女の子でもかなり悩むとこなのに
「いやいやちょっと待って私達さっき会ったばっかりだよねしても良い理由が見つからないと思うんだけど」
「もうちょいちゃんとかんg………んぐっ!?」
突然の事で私はショートしかけた
話をしてる最中にリリィにキスをされたからだ。
目の前には目をギュッと閉め今にも爆発しそうなほど顔が赤いリリィの顔があった。
「カチッ」
私の中でスイッチが入った
「……んっ…………とりあえずこれで…良いのかしら」
唇を離しそう告げるリリィに対し私はやってしまった
足りない身長をなくす為にわたしの服を引っ張ってた手に指を絡ませながらキスをした
「んんっ…ちょ…っと…ンん……はぁ…はぁ……きゅうに…どうしたの!?」
と半ば強引にされ困惑するリリィ
そんな事はお構いなしに舌を出してというわたし
その要求に少し困惑しながらも
「これで…いいn……ンん!?」
「ちゅぅぅぅ…んンん ちゅる…んっ…んはぁ……はぁ…はぁ……んぐ…」
私はリリィの舌を吸いそのまま舌を絡ませた
リリィは声にならない声で何かを訴えるが聞こえない
「ンンん…んぐ……ちゅる、くちゅ…んっ……んはぁ…ちょ…っと…はぁ……はぁ、ま…って、腰が……立って……ンン…んっ…」
リリィはそのまま後ろにあるソファに寄りかかってしまうもまだ続ける
「んっ…くちゅ…くちゅ、ちゅぅぅ……ちゅる…ンん……んはぁ…まっ……ンん……んじゅる、ちゅるくちゅ……んはぁ…はぁ…んんっ……」
そんな事をして約5分過ぎたとこで私はやっとまともに唇を離した。
私は息を切らしながらも最後に優しく唇にキスをする
リリィは今まで味わった事のない感覚に襲われた為ほぼ放心状態
私はノワールのほうを見た
彼女はさっきから止めもせずに見ていたのだろう
身体をモジモジさせながらベットに座っていたからだ
「ノワールはどうするの?」
私は問いかけた。
彼女はリリィの姿を見ながら半ば恐怖にかられるも好奇心が優ったのか
私を見ながらお願いする。