続・運命はいたずらに
ゴンッ!!!!!!
鈍い痛みが頭を襲う
「いったぁぁぁあ!!?」
その痛みはさっきまで寝ていた私にとって覚醒するには十分の痛みであった
「おはよう…痛いじゃないか……」
目を開けるとそこにはクリスティーさんの顔があった
どうやら起き上がった時とクリスティーさんが起こそうとした時が重なったらしく思いっきり頭突きをかましてしまったらしい…
「お…おはよう…ございます……はい」
「どうした改まっていつも通りにするといい…」
そう言ってくれるがどう見ても目が笑っていない
「そ…それでこんな時間になんのようでしょう……」
そう今はあちらで言うなら夜中三時だそんな時間に来るのだ訳ありなのだろう
「昨日言っただろう明日は早いと」
いくらなんでも早すぎる正直まだ寝てたいところだがこの人にはそれは通用しないので仕方なく諦め話を聞く
「昨日の呼び出し あれは装備が完成したのだろう?ならば実地訓練といこうではないか」
「いきなりですか!?」
「いきなりのものか これでも四か月は組手やらをしていただろう」
「たしかにそうですが!!いきなり実地訓練ってそれに半年もまだ時間あるんですよ!?」
「なにを言っている?半年しかだろ?君はあと半年間ずっと私と組手で終わるつもりなのか?それにだ君はいきなり獣や魔物それに人を切る覚悟があるのか?」
ぐぅの音もでない…たしかに半年間組手だけで終わるとは思ってはいなかったしそんな殺しの覚悟もあるわけがない
「それじゃさっさと着替えてこい待っててやる」
そう言われ私は諦めて昨日貰った装備に着替え外でまってるクリスティーさんと合流する
「それでとりあえず着替えましたがどこ行くんですか…」
「そうだな少し遠い所だ」
答えになっていないそれにだクリスティーさんの横には明らかに可笑しい膨れかたをしたリュックが二個もある
「ちなみにその荷物は……なんでしょうか」
「野営用だ」
知ってたうんそんなもんだろうと思ってた
「それじゃ行くぞついてこい離れるなよ」
そういいこのドS教官はクソ重たそうな荷物を背負いながら歩きだす
私も慌てて背負いドS教官の後ろを歩く
「それで本当にどこに行くんですか!!」
「精霊の泉」
「それはどこに…」
だが答えない……すごく嫌な予感がする
歩くこと数時間正直何時間歩いたが分からない…
嫌なことは的中した
「ちょっと……遠すぎない…ですか………」
「だから言わなかった絶対嫌がると思ってたから」
あんまりだ…帰してほしい…
「あと数時間だがんばれ」
まじかまだ歩くのか…帰れないならせめて休ませてほしいそんな風に落ち込んでいると
奥の方からなにかがすごいスピードで突っ込んでくる
「何かきてますよ!?大丈夫なんですか!?」
「大丈夫だ ただの晩飯だ」
は?晩飯??なにを言ってるんだ?
それは眼前まで接近して威嚇していた
そうそれはイノシシだったしかもとても普通の大きさじゃない
「なんですか!?こいつすごい大きいんですけどーー!!!」
そう驚くとイノシシは突進をするが…いつの間にか目の前にいたクリスティーさんは突進してきたイノシシの鼻を踏みつけ地面にめり込ませそのまま横に移動して首を刎ねた
「今日はツイてるな向こうから飯がやってくるとは」
そう言いながらクリスティーさんは切り離した頭と胴体を肩に担ぎ何もなかったように歩きだす
もう何も聞かない…聞いても答えないことは分かったからそう諦めながらついていく
そして……
「着いたぞここだ」
そこはとても美しく泉の周りには綺麗な花がたくさん咲いていた
すごい…私はそれしか言葉が出ないほどだった
「それではこれより本題に入る今からここで半年間暮らしてもらいながらあるダンジョンを攻略してもらう」
「は?」これまたこれしか言葉がでない
半年間ここで暮らす?ダンジョン攻略?何を言ってるんだこいつ????
「別に君一人ってわけではない私も一緒に暮らし一緒に攻略をする」
そうゆう問題ではないまるで分っていないぞ
いや…もう考えるのをやめよう分かってたじゃないか聞いても意味など分からないのだから
「はぁ…わかりましたそれでそのダンジョンってのはどこに?」
「すぐそこだ」そう言いながら私の後ろ側のほうを指さす
振り向くが何も見えない
「本当にすぐそこ…なんですか?」さきほどまでの移動もあったので私は聞いてしまった
「あぁこれは本当だ だが先にキャンプ設営からだそのリュックの中に全部入っている始めるぞ」
そうして私達はキャンプを組み立て始める
「これどこのパーツだ?」
「それにこれはどう使うんだ?」
そんな感じに私は初めてのキャンプ作りを悪戦苦闘しながらなんとか完成させた
「はぁ…はぁ…なんとか出来た…つっかれたぁ」
「やっとか…ほらこれを食え」
そういい先に設営完了したクリスティーさんが先ほど狩った?ぶち殺した?イノシシを処理し焼いて食っていた
「ありがとうございます」
先ほどの光景が脳裏に過る…が正直今はものすごく腹が減っていた為容赦なくかぶりつく
くそうめぇ…なんだこれ油が良い感じに乗っており口に入れた瞬間溶けてのどを通る
「なんですかこれ!!めっちゃ美味いんですけど!!!」
「そうだろうこいつはここら辺で一番美味いからな幸先いいよ本当に」
そういいながらクリスティーさんは頬張るめっちゃ頬張るリスみたいになるまで頬張る
「………好きなんですね」
「あぁすごくな!!」
初めてこんな興奮?してるクリスティーさんを見る
そんな感じに私達は食事を済ませるといつものクリスティーさんにもどる
「それでそのダンジョン?ってどんなとこなんですか?」
クリスティーさん曰くそこは不死のダンジョンという名らしい
とても特殊な場所らしく段階的にダンジョンボスが強化されていき
倒して1週間で新しくしかも強化されて他のボスが生まれるしかもその新しく生まれたボスを一週間倒さないとまた最初のボスからやり直し二週間倒さないと活動休止をするとかなり特殊なダンジョンらしい
「へぇすごいとこなんですね で私はそこを攻略すればいいんですよね?」
「あぁ 最終段階までな」
「ん?最終????」
「あぁ最終だなに最終段階のボスを倒しても一からだ何も問題ない」
んーーーーーそゆことではないんだよなぁ
いや もういい分かっていたんだから…諦めよう………
「それで今からですか?」
「いや明日からだ今日は歩いたからな身体を休め明日に備えろ」
そうして私達はすこしの間話をし明日に備えキャンプで睡眠を取った
そして明日から私の半年間のダンジョンアタックが始まるのであった




