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君と私と魔法のアトリエ  作者: 黒桜 海夜
すべての始まり
11/59

修行の一日

私が来てから早2ヶ月私は元気です


私の朝は早い正直空はいつも虹色だから分かりにくいけど

時計を見ればわかる

ねむい……そう思いながら顔を洗い着替え広場に向かう

到着したあとは軽く身体を解し全力で10km走る

なぜこんなことをしてるかというとクリスティーさん曰く

「脚と体力さえ鍛えれば生存率もあがるし瞬発力も鍛えられ戦闘面にも有利だ」だそうだ

そんなこんなで私は毎朝走っているまぁ最初の内は全力で走ることなんて到底できなかった

とても10㎞なんて全力でできるもんかなと思ったが二か月目に入ったころには多少は余裕ができるほどにはなった


「ほぉ…大分余裕そうになったな」突然声がかかるクリスティーさんだ

「おはようクリスティーさん」

「どうしました?」

「いやなにそろそろ走る距離を増やしてもよさそうだなと思ってな」

「それだけだそれじゃ朝食には遅れるなよ」そう言いクリティーさんは戻っていった

これから更に増やすのか……そう思いながら今日の分の日課をすませ部屋に戻りシャワーを浴びる


「ふぅ…スッキリしたにしても更に増やすのか」

そう愚痴りながら食堂の方にいく食堂といってもそこまで大きくはないが

そこにはいつもの三人と料理担当の精霊さんがいる

「おはよう狐々奈大分余裕そうだね」

ナイルさんが声をかけてくれたこの人はすごく気さくで話やすい

「流石に二か月も走ってますからね慣れてきましたよ……まぁ更に増えるらしいですが…」

あらあらとナイルさんは私の肩をたたく

そんな会話をすませながら私達は食事をすませ



座学の時間が始まる

座学はさっき一緒にいたナイルさんだ

ナイルさんの話は私にわかりやすく専門的な用語も崩しながらしてくれるため頭にはいりやすい

まずこの世界には大きく分けて5つの大国がある

私がいた迷いの森付近にも一つある名はナコール5つの国では二番目に大きいらしい

そこは人種問わず入国でき色んな種族がいるとても人気な国だ

種族というとまずは人種 エルフ種 ドワーフ種 獣人種大まかに分けてこの四つらしい

よく私たちが想像する異世界の種族だった

ちなみに今日の座学はこの世界の道具についてだった

この世界の道具はある人物達がもたらした物らしい

「それってもしかし異界人?私みたいな…」

「よくわかりましたねその通りです大昔に来られた方なんですが最初の6人と言われてます」

最初の6人…すごく気になる単語が飛び出た

「それで!その6人は今も生きてるの!?」

「いえ流石に生きてはいませんよなんせ500年前の人物達なのですから」

500年…かそれじゃ流石に生きてないかとしょんぼりする

「ん?そういえば最初のってことはもしかして…」

「そうですねどっかの大国が今だに召喚に挑戦してると噂を耳にいれたことがありますね」

「ただ……正直僕はあまり好きではないんですけどね

あなただってほぼ強制こちら側に連れてきてるので」

そうナイルさんは頭も悩ませてたどうやらナイルさんは召喚についてあまりいい気がしないらしい

「まぁたしかに最初は驚きましたが今じゃ普通に楽しめてますから案外最初の六人だってあんまり気にしてなかったのかもしれませんね」

そう召喚について庇うように言ってしまった

そんな感じで座学とすこしの時間で文字の練習をする

正直文字に関しては書き方を習うだけで基本は部屋での予習だ

そんな感じで座学が終わると次は魔法の使い方についてだ



この二つの師範は朝のクリティーさんだ

「さて今日はいつもの魔力の制御と今回は君にとっても大事な魔法の一つを教える」

「大事な魔法?」

「あぁそうだそれは身体の超強化この魔法だ」

「身体の超強化?」

身体の超強化それは魔力を身体中に高速に巡らせ身体能力を数倍にあげる上位魔法らしい

「それはむずかしい?」

「いや取得自体はそう難しくはないが維持がむずかしくてな」

どうやらこの魔法は魔力の消費はほぼないに等しいがものすごく体力を使うらしく普通な人では10秒も持たずにたおれるらしく仮に訓練した人間でも10分持つか持たないぐらいしか発揮できないらしい

「え…それって本当に私にとって大事な魔法なんだよね?すごく使いにくそうなんだけど」

「普通はな何のために毎日走らせてると思う君の体力の底上げのためだ」

どうやら最初っからこの魔法を教えるつもりだったらしくそのために毎日走らせてたらしい

「そうゆうことだほらまずいつもの制御の訓練からだはじめろ」

いつもの訓練というのは手のひらから小さい魔力の玉を出しそれを指の隙間を這わせることだ

これがまた難しく最初の内なんて玉すらでなく仮に出てもそれを維持するのがこれまた難しい

そんな感じで訓練の最初は玉を一個にスムーズに出しそれを這わせることそれに慣れてくると二個 三個とどんどんだしていくそれがいつもの制御の訓練だ

「く…くぅ~~っだぁ難しい~~」

この二か月でやっと三個まではスムーズに操作できるようにはなったが四個になった瞬間に維持がむずかしくなり消える

「そんな気張るなゆっくりでいいほら続けて」

「うぅ~…わかった」

そんな感じで制御の訓練をおえるといつもはここで終わりなんだが

今回は魔法を教えてくれるという事でまだ続く


「さて今回は更に魔法習得だが君の場合は勝手に魔力が消費される故に感覚だけを覚えてもらういいな?」

そういうとクリティーさんは私の手を取り身体の超強化をする

「この感覚がわかるか?」

「えぇ…多少はなんかちょっと気持ち悪いですね…なんか血液が高速で巡回してるみたいで…」

「慣れないうちはそんなもんだ」

「それじゃやってみろできなくても構わん感覚をつかむことから始めろ」

クリスティーさんは魔法を解いた

「それじゃちょっとやってみる…」

そういい私は体内にある魔力を巡回させてみようとするがうまくいかない

「さっき君がいっただろ血液が巡回するみたいなってそれを想像しながらやってみろ」

言われた通りにイメージをしながらやってみるがうまくいかないだが

「ふむ……一応できてるぞだがまだ遅いそれではまだ発動までにはいかないなだが筋はいい」

そんな感じで数回試したが魔法を習得まではいかなかったが今回は感覚をつかむことが目的だったためここでおわる


これらが終わるころには時間的には夕方の時間であるこのあとは基本は自由である

私は部屋にもどりいつもの文字の予習と魔力の制御の予習をするそれに今回からは身体の超強化の魔法の感覚をつかむことも含むようになった

「はぁ~これは中々難しいなぁこの世界の住人はこんな魔法をポンポン使うんだがらすごいよ」

そうぼやきながら訓練を終わらせその後は食堂でみんなで雑談をしながら飯を食べシャワーを浴びベッドに倒れ込み深い眠りにつく


これが私の一日のルーティンでありそんな生活からさらに時間が進み四か月がの時間が進む

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