人間と騒霊
アクアが目を覚ますと目の前には、見知らぬ天井があった。
アクアは、体を起こす。
「こ、ここは?」
「あ、目が覚めましたか」
すると、扉から金髪の少女が入って来る。
「君は?」
「私は、ルナサ・プリズムリバーと言います」
「俺は、無月アクアだ、よろしく」
ルナサは、近くにあった椅子に座る。
「聞くがここは?」
「ここは、私達の家です」
「そうか」
「ところで、アクアさんは、何故あんなところに?」
アクアは、すこし考える。
「俺は、すこし前まで自分の家にいたんだが、謎の穴に落ちたんだ。その時に地面に落ちたんだ。そこからは、記憶がないんだよ」
「そうですか。つまりアクアさんは、幻想入りしたんですね」
「・・・はい?」
アクアは、軽く混乱する。
「あ、すみません。混乱しますよね、説明しますね」
「あ、ああ頼む」
「まずここは、幻想郷。忘れられた者の楽園です。ここには、妖怪、妖精、神様、人間が共存している世界です」
「な、なるほど」
「まあ、混乱しますよね」
「そりゃな、そういえばさっき『私達』って言ったな他にも誰かいるのか?」
「はい、妹達がいます」
そう言うと
「ちょ、あんた私のプリン取らないでよ」
「おねーちゃんが遅いのが悪い」
と言う声が聞こえる。
「・・・あれか?」
「・・・そ、そうですね」
「あ!ちょっと私のアイス取らないでよ!」
「なら、私のプリン返してよ!」
「食べたから無理~」
「・・・元気な妹さんで」
「・・・ありがとうございます。あ、あともう少しで夕食になるのでまた来ますね。それまでおやすみください」
「ああ、お言葉に甘えさせてもらうよ」
そう言ってルナサは、部屋から出ていく。
そしてアクアは、横になる。
すると
「ちょっとあんた達うるさいわよ!」
「あー、ねーさんだ~」
「あの人がカッコいいからって一人で看病するって言ったのは、そっちじゃーん」
「そ、そんなことないわよ!」
「「あー赤くなってるーかわいいー」」
「あ、赤くなってないー!」
(・・・なんだこれ)
どうも無月クアクです。いつかゆっくり劇場出したいですね。てか、やっぱりセンスがないとわかりました、はい。
では、またあげますね~では、さいなら。