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異世界通過許可証

異世界通過許可証通称「JGMT」

別の世界「バラレル・ワールド」は存在する。

僕達が居る世界は「魔術」が発展した世界だ。

他の世界の現状、状況は知らないけど「魔術」に近い「異能」は存在すると推測されている。「魔術師」の目的は「完璧」完全を求めるのが僕達の仕事だ。

不完全が世界を成り立たせている僕達の世界は「完璧」を欲している。他の世界の技術、知識、「異能」を兼ね備えた最高の「空白」を創り出せれば「魔術師」が追い求めていた「物」が架空から現実に変わる。

が、問題点が幾つか難問でね。

異世界通過許可証通称「JGMT」

パスポートの代用品と考えてくれれば説明が楽で良いね。「魔術師」は文字に意味を与え「現象」を引き起こす。その考えで異世界の扉を「開口」出来ないか？

と考えたんだ。当時の科学者と「魔術師」は研究に研究を重ね、遂に完成した。異世界の扉を開通するパス「JGMT」何の略称か不明だけど「異世界」の扉を開かせる鍵は完成したんだ。他の次元、他の世界、異世界の扉を開通する事は「タブー」禁止されている。

理由は・・・・・僕達も知らない。

全て処分されたと聞いたけど「生き残り」が残ってたって噂が「とある少年」の耳に届いている。

その少年が鍵を手に入れ「異世界」の扉を無理矢理、こじ開けたなら。少年は真実を知るだろう。

何故、異世界が存在するのか？

何故、魔術が存在するのか？

何故、他の異世界に「異能」が存在するのか。