~出会い~
偶然見つけた捨てられた一本のギター…
玄はぼろぼろ……
しかし、気づいた時には持ってきてしまった。
その赤いおんぼろのギターが僕の人生を変えるなんてその時は思いもしなかった。
時は過ぎ、一ヶ月後……
僕の名前は、(本城卓也)特になんの特技もなく平凡の高校生だ。
健「たくやー今日帰りカラオケ行くんだけど、たくや行く?」
こいつが俺の親友の健、毎日カラオケに誘ってくるやつだ、健は女子にもモテるしかも、スポーツ万能だ。
卓也「うん!!いくいく」
カラオケについて見れば、毎回のように女子が2人ほどいた。
健「紹介するね、俺の高校の友達のたくや」
いくみ・愛「こんにちは」
卓也「ども…」
こんな俺だけど、一つ得意なものがある。
そう、歌だ!!
カラオケが終わり、みんなと別れる時…
いくみ「たくやくんって歌すごいうまいんだから歌手目指せばいいじゃん」
健「たくやはそういうキャラじゃないんだよ、たくやは人見知りだから」
いくみ「そうなんだ~!でも、もったいないよね、、」
健「じゃあ、俺ら帰りこっちだから」
卓也「おう、じゃーな」
いくみ「愛もそっちでしょ!?」
愛「うん」
健「じゃあたくや、愛ちゃん送ってあげればいいじゃん」
卓也「俺は別に…」
健・いくみ「じゃーね!!」
帰りは9時を回っていた…
女子と帰ったことのない俺は心臓が飛び出るほど緊張してたせいか歩くのが早くなっていった、気づけば俺と彼女の間は30メートルもあいていた…
卓也は、止まった。
卓也「あっ、ごめん」
愛「ううん、大丈夫」
その時、愛の呼吸はかなり荒くなり疲れていた。
それからは、ゆっくりと歩くようにした。
もうすぐ、別れの時…
愛「じゃあ、ここで…ありがとうございました」
卓也「おう、じゃあ…」
卓也が歩き初めて彼女と別れた場所から50メートルはあるだろう。
その時………
愛「私も歌手になってほしいでーす!!」
卓也は星空に向けて大きな拳を突き上げた!!