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解説

おじいさんのありがた~い おはなし。

 本章では怪談話の「かいだん」と、階段の話での「かいだん」を意識的に混同させています。全体的に階段が関わっています。江戸編は史実に全く準拠していませんが、巌流島、赤穂事件、黄門様などの江戸編の事件、人物から、設定を3代家光から4代家綱の時代に設定を定めました。赤穂事件は5代ですがw さて問題は8代将軍設定の「甘えん坊将軍」と、11代、12代将軍に使えた遠山金四郎の扱いですねw


〇怪談大会

・3333段

 熊本県にある釈迦院御坂遊歩道が現在日本で一番長い階段になります。ただ、ここは元々あった遊歩道を1988年に石段として整備したもので、それまでの日本一は山形県羽黒山の2446段が日本一でした。


・江戸三大怪談

「四谷怪談」「番町皿屋敷」「牡丹灯籠」の3作品です。本文中の又八の説明は、四谷怪談はお岩さんしかあってません。「鎌田行進曲」の階段落ちが混ざってます。「番町皿屋敷」「牡丹灯籠」もほんの一部が一致しているだけです。


〇妖怪騒動1

・河童

 川や沼に住む妖怪で、キュウリが大好物。生臭いにおいがするそうです。日本各地に残る河童の伝説を援用しています。

・子泣き爺

 本当は命まで取ることもあるそうだが、いたずら妖怪という全体設定なので、腰を抜かしたことになりました。

・ろくろ首

 首が伸びるものと、抜けるものの2種類がありますが、ここでは伸びるタイプです。 


〇妖怪騒動2

・河童の酒

 河童は妙薬を持っていると言われています。説話で河童の作る酒の話がありますが、昭和の人は、やっぱり河童はお酒のイメージですよね。

・塗壁

夜道で人間の歩行を阻む妖怪。左右どこまでも続いていたり、下の方を払えば消えるなどは伝承通りです。

・ぬらりひょん

 特徴的な形状をした禿げ頭の老人の妖怪。どこからともなく家に入り、家の主のようにふるまうという設定は、近代になって設定されたものです。

・座敷童

 昭和以降の座敷童子の話の転用です。実際の座敷童は家に住み着くらしい。


〇妖怪騒動3

・のっぺらぼう

 これは、小泉八雲の「貉むじな」のパロディ

・からかさ

 からかさの妖怪は、からかさ小僧、から傘おばけ、傘おばけ、傘化け、一本足、からかさ一本足、おばけかさ。といろいろな名で呼ばれている江戸時代以降に現れた妖怪。


・皿屋敷

これは原作の結末の了誉上人が「十」を付け加えた話を、沢庵和尚に変えたパロディ。


・異界の門

 第七章の事件のことです。600年もの年月が経っていますので、かなり齟齬が出てきますが、本回はほぼ第七章と一致しています。


〇600年前

・怪異、妖怪

 本話では、平安時代に現れた人の命までも狙うものを怪異、悪意が消えいたずらメインになった江戸のものを妖怪と呼んでいます。


・和泉式部

 紫式部に「紫式部日記」で情事の多いことを批判されたせいか。好色というイメージが後の時代まで続いたようだ。皇子兄弟に求愛されたが、これは相手が身分違いのあそび、そのあとは保昌様一筋のママ泣いちゃうw  まあ、又八夫婦は好意に解釈したけど。紫さんには清少納言さんとともに悪評を立てられて迷惑していますわ¥¥。

・赤福

 この時代には伊勢神宮の参道で売られていました。


〇金ぴか将軍の謎

・将門塚

 この頃は、本文通り、姫路藩上屋敷の敷地内にありました。

・神田明神

 ここでも将門の霊を祀っています。

・頼光伝説

 前章の芝崎村での一件が、かっこのいい伝説になっていますね。


〇ぺったんぺったん

・「雪うさぎ」

 博多風月フーズの「雪うさぎ」はマシュマロのお菓子で50年以上の歴史がある。他に京都八勘、千葉かねきちの薯蕷饅頭、大阪の老舗鶴屋八幡、東京青野総本舗の上生菓子、 その他にも、洋菓子系にも類似の名前の商品がある。

・「因幡の白うさぎ」

  鳥取の寿製菓が昭和43年に販売を始めたお饅頭。

・「うさぎさん」

 岡山に本店がある源吉兆庵がお月見の時期に発売している限定菓子。


〇柳生十兵衛参上

・土御門家

 本文記述の通り。この時期には陰陽道の総本家として指導的地位にあった。

・幸徳井友景

 実在の人物。柳生宗矩の父、宗厳(むねよし)の甥。宗矩の従弟になる。幸徳井家に養子となり、陰陽頭にまで出世した。


〇おひさ~

・七条河原町

 現在の地名からの創作です。

・メンバーがこっちで揃わない

 れのん(ジョン・レノン)、ふれでぃ(フレディ・マーキュリー)はもちろんわかりますよね。じょん(ジョン・ボーナム=レッドツェペリン)、きーす(キース・ムーン=ザフー)、じぇふ(ジェフ・ポーカロ=トト)ですね。


〇酒呑童寺

〇ウクレレの達人

・生き残った3人の鬼

 まあ、「鬼ふたーず」ですから、想像つきますよね。長生きしてほしいものです。

・鬼退治ブーム

 鬼退治の話は、ある時点から無くなっています。室町時代前半に絶滅したのでしょうか。


〇伏見稲荷山山頂

・伏見稲荷

 年々鳥居の数は増えています。大体の記述は現在の案内図に準拠しています。

 四ツ辻にある休憩所のぜんざいは今も有名です。一ノ峰までの階段数は大体です。

・又八の階段落ち

 長谷寺でもやってます。観音様の加護があれば傷一つありません。


〇アジト

・多田神社

 源満仲、頼光、頼信、頼義、義家を祀る源氏一門の祖廟。清和源氏発祥の地と呼ばれている。足利歴代将軍も分骨され埋葬され、徳川将軍家も歴代将軍の位牌を収める。


〇このあたりの京編

・清水寺

 応仁の乱の兵火、寛永6年(1629)の火災があり、この時点では寛永10年(1633)に再建されたもの。「観音様に命を預けて飛び降りれば、命は助かり願いが叶う」という信仰心から清水の舞台から飛び降りることが流行した。

・九条ネギ

 伏見稲荷建立の時期に浪速から移植されたネギがルーツで、江戸時代には九条近辺で作られるものが最高品質といわれていた。京都で単にネギといえば「九条ネギ」のことをさす。

・加茂ナス(賀茂なす)

 江戸初期から生産されていた京野菜。ブランド京野菜として品質、栽培、販売管理が行われている

・聖護院かぶ

 享保年間に近江かぶを改良して作られた京野菜。吉宗の時代に作られたかぶなので、この時代には存在しない。ただカブの千枚漬けは京漬物としてこの時代から作られていた。


・みすや針

 京都三条大橋近くに今も残る針の老舗。刀と同じように鉄を鍛えてつくられる高品質の針で、江戸時代には京土産のトレンドだった。現在も時代に合わせて、和裁針だけでなく、洋裁用など様々な針を製作、販売している。


・「髭切」「膝丸」

 ほぼ本文記載の通り。



〇江戸帰還後

・さくらの鳴き声

 お化けはイヌに弱いのは、某国民的アニメの作家さんの猫系の前の代表作からの伝統w


・油すまし

これは昭和の大映映画のイメージです。

・運動会

 お化けは墓場で運動会やるものですw

・八月三十日

 旧暦ですので、八月の最後の日です。


・九段の坂

この時代は本作通り、九段の段差がついていました。



これにて終了。

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