第?話『資料:ギルド規約』
本規約はギルドに所属するにあたり従うべき事項及び注意するべき事項が記載するものである。規約違反が発覚した場合、罰金やメンバー退会などの処罰を科する。
ギルドについて
【一】ギルドメンバーは常に街・国を魔物・悪党から守ることを義務とする。
【一】ギルドメンバーはギルドの指示に従うことを義務とする。ただし、要請時にギルドが定める依頼を受諾中の場合は除外する。また、その他特別な事由がある場合は適宜ギルドに報告すること。
【一】ギルドは国と国との戦争に加担することはなく、メンバーも同様に加担してはならない。万が一協力を要請された場合、必ずギルドへ報告すること。
【一】ギルドメンバーは原則として一人以上五人以下のチームで構成しなければならない。
【一】ギルドから退会して一ヶ月間は再入会することができる。その際、ギルド内でのランクや実績は退会前のものを引き継ぐ。
【一】ギルドから退会して一ヶ月後以降は再入会は認められず、新しく入会したものとする。
依頼全般について
【一】以来の手順は以下の通りである。
(1)依頼の受諾をギルド受付に報告する。
(2)ギルドに契約金を支払う。ただし、依頼によっては契約金を必要としないものもある。
(3)受諾した依頼を遂行する。
(4)依頼を達成した場合、指定期間内にギルドへ報告する。ギルドが依頼達成を認めれば報酬金を与える。
【一】ギルドが定める依頼には依頼達成条件・依頼主名が記載され、ギルド認定印が押印されている。記載・押印のないものを発見した場合、速やかに報告をすること。また、それぞれ記載・押印のない依頼についてギルドは一切関与しない。
【一】依頼書には必要ランクが示されていることがある。必要ランクに到達していない場合、受諾できない。ただし、実績などを加味してギルドが依頼遂行能力を認めた場合、受諾を許可することがある。
【一】常設依頼を除き、原則として依頼は一チームに対して一つしか受諾できない。
【一】受諾した依頼をキャンセルする場合は違約金を支払わなければならない。
【一】受諾した依頼について期間内に報告がなかった場合、成功・失敗に関わらず定められた違約金の倍額支払わなければならない。
常設依頼について
【一】常設依は事前に依頼の受諾を報告する必要がなく、依頼達成条件を満たす物品をギルドまで運搬すれば、依頼達成とする。
【一】常設依頼は契約金を支払う必要がない。
【一】常設依頼は違約金を支払う必要がない。
採取依頼について
【一】採取依頼は事前に依頼の受諾を報告する義務があり、依頼達成条件を満たす物品をギルドまで運搬すれば、依頼達成とする。
【一】採取依頼で想定外の魔物と戦闘になった場合、その証拠が存在すれば依頼を失敗しても違約金を支払う必要はない。また、その魔物を討伐した場合、証拠品をギルドまで運搬すれば報酬金を増額することがある。尚ここで記述する魔物とは、C級以上の魔物のことである。
【一】一つの採取依頼を受諾できるのは原則として一つのチームだけである。
討伐依頼について
【一】討伐依頼は事前に依頼の受諾を報告する義務がある。また、ギルドの調査により討伐が認められたことを以て、依頼達成とする。
【一】討伐依頼はギルドが調査した結果、討伐は認められなければ再討伐を要請する。この際、原則として依頼の期限が延長されることはない。
【一】一つの討伐依頼を受諾できるのは原則として一つのチームだけである。ただし予めギルドに報告をすれば二つ以上のチームでも受諾できる。その際、報酬金は分割されることに注意する。
護衛依頼について
【一】護衛依頼は期間中、依頼主の護衛に務める。護衛任務を遂行したことをギルドへ報告することで依頼達成とする。
【一】護衛依頼は契約金を支払う必要がない。
【一】護衛依頼はチーム単位で依頼されるものと人数単位で依頼されるものがある。その単位によって報酬金の分割方法が変わることに注意する。
【一】護衛依頼は護衛対象者の安否や怪我の有無で報酬金が減額になることがある。
【一】護衛依頼は護衛対象者が魔物・悪党に襲撃された際、それらの撃退に成功すれば報酬金が増額することがある。
緊急依頼について
【一】緊急依頼は契約金を支払う必要がない。
【一】緊急依頼は依頼を失敗しても違約金を支払う必要がない。
【一】緊急依頼は受諾するチーム数の上限を定めない。ただし、依頼に関与する物品をギルドまで運搬したチームに対して報酬金を増額することがある。
以上。