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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約2年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

DAY"BREAK"/IN FRONTIER

作者:祐機系触媒 -Yuganic Catalyst-
 この世界とは別の次元に存在する、もう1つの世界。朽湍界と呼ばれるその世界は他の物質に転化する性質を持つ元素群"トリニウム"の発見により飛躍的な技術発展を遂げていた。

 しかし、このトリニウム技術は人々の暮らしを豊かにする一方で軍事技術にも転用され、やがて勃発した第三次世界大戦によって各地の文明は崩壊寸前にまで追いやられた。

 数十年に及ぶ戦火の中で数多の禁忌に触れた各国の戦術は、遂には2つの世界間の次元を不安定化させ、やがては互いの隔絶へと導いた。

 それでも各国が必死の復興を遂げる一方で、再び超大国同士の冷戦が訪れた。イデオロギーの異なる勢力が互いに高度な軍事力を持ちながら睨み合い、かろうじて均衡を保つ状態が幾年も続いた。その危機を見据え、国連終末対策基本計画(UNEBP)により設立されたのが国際技術保存機関(ITO)である。

 そしてソルデウス暦2034年のある日、テラリスという科学者が「世界に"夜"が訪れる」と残してこの世を発った。

 国際技術保存機関に所属する生化学者である緋衣和人は、現地調査に赴いた先で"アネモネ"と名乗る女性兵士と出逢う。彼女の部隊はテラリスの残したある技術を回収する任務の途中で、追手から逃げているのだという。

 この邂逅が世界中の注目を惹き、2人の運命は徐々に狂わされていく。だが、彼らはその運命に抗う。自らの信念のため、そして、テラリスの残した謎を解明するために。

 これは世界を包み込む"夜"から、"夜明け"を取り戻す物語である。
第0章 黄昏時
プロローグ
2022/12/02 21:12
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