魔法の勉強
朝起きる。昨日の疲れが溜まっていたのかいつもよりも遅くに起きたような気がするし、少しだけ寝覚めが悪い気もする。
ベットの上(横にはご主人様がいる)で数分くらい落ち着いて深呼吸をする。
「よし。魔法の勉強しよ。」
ベットのからあまり音をたたないように飛び降りる。この身体になってから疲れやすくはなったけど、動かしやすくなったのはいい点かもしれない。
大広間に昨日のうちに置いておいた魔法の本を手に取って机の上に広げる。まだ全然見てないので、一ページ目から見ていくことにする。
まずみることにしたのはドルトさんからもらった方。ドルトさんに聞いたところ初心者が見て分かりやすいようにしてくれてるらしい。
地球の教科書みたいに目次とか作者の語りみたいなのは無く一ページ目から内容が書いてある。わかりやすい!でも、ぼくはそういうのも見るタイプの人間(今はエルフかも。)だったからちょっと寂しい気分になってしまった。で、なになに。
『魔法分類の一種である階位方式において重要な要素である難易度決定は必要な工程がどれくらいあるかで行われる。例えば、水魔法の最下級魔法である出水を発現するには、魔力操作と魔法想のみで問題ないが下級魔法の水刃では魔力操作、魔法想、魔法形成、魔法方向性付与(簡易的なものではある。)などと言った手順が必要になる。』
ふーん?よくわかんないな。とりあえず、なんか色々手順を踏む必要があるっていうのはわかった。多分だけど、魔法想っていうのは魔法の素のものを生み出す過程のことだと思う。水を出す時に水をイメージするみたいな感じ?他はよくわかんないな。
『工程は魔法を形造るのに必要なものであるために、様々なものが存在するために全てをここで紹介はしきれないが基礎的な部分を紹介する。まず魔力操作は知っての通り魔力を操作する工程を言う。魔力操作はほぼ全ての魔法を扱うのに必要な工程であり、全ての基礎であると言っても過言ではない。』
魔力操作はそのまんまか。魔力操作は毎日しろって言われたからこれ大体読み終わったらしよう。
『魔力操作の次の工程は魔法想である。魔法想では思考を使って魔力を魔法に変える工程のことを言う。ここでどのような思考ができるかで使う魔力量や魔法の強さが変わるため日頃からの勉学が必要である。』
魔法想のこと書いてた。多分イメージ通りで合ってると思う。
『まず、初心者は最下級魔法の練習を行う必要があるだろう。少なくとも、体外に出した魔力の存在を見ながら感じ取れるようになり目を開けたままでも魔法想ができるようになるのが最低限である。』
結構これ最低限って書いてるけど難しいな。魔力の存在を感じ取るのはそこまでの難易度だけど、目を開けたままだと集中力が途切れちゃう。
よし、じゃあ今日はこれ練習するか。ご主人様が起きてくるまでにできるようになるかな。
魔法の工程については後々設定集みたいなので書くと思います。




