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帰宅道

「あ、ご主人様。もう帰ってきてたんですか。」


玄関から音がしたのでドルトさんに声をかけて玄関に向かうとご主人様がいた。ちょうど地下から出たところだったので、ちょうどよかった。


「やーやー、アオイ君。ナギ君は生活魔法はできるようになったよ。やっぱり才能あったよ。アオイ君は魔法使えないんだっけ?ナギ君のおかげで外行っても大丈夫だね。」


そっか。冒険する時とかには相当便利だよね。魔力量が少ないから何回も何回も使えるわけではないけど、使いすぎない限りは問題ないと思う。


「ドルトさん。ありがとうございました!また来ます!」


「じゃーねー。」




ドルトさんに手を振りながら玄関から出る。中は魔道具によっていい温度に保たれていたのか、少しだけ暑いけど春の気持ちいいポカポカした気分になる。


「うーん。あ、ご主人様はどこ行ってたんですか?」


暖かさに包まれて身体を伸ばしていると気になったので質問することにした。


「凪の服を選んだり、魔法の本を選んだりしてたな。」


「あ、ぼくドルトさんに勉強用の本もらいましたよ。これとこれ。」


「勿論、それもだけど、属性ごとに詳しく載ってる本があるって言うのを前聞いたからな。それを買いに行ってたんだよ。」


「おー!ありがとうございます!宿に帰ったら早速読みます!あれ、でも服のサイズってわかってるんですか?」


「……。」


ご主人様がさっきまでこっちを見ていたのに顔を逸らした。え、どういうこと。服のサイズっていうか身体のサイズ知られてるってこと?!?!


「どういうことですか。しっかり説明してください。」


「……そのメイド服と同じようなサイズにしただけ。変なことは何もしてない。」


あー。そういうこと!


「ご主人様、なかなか頭いいですね。それなら納得です。」


納得納得!

ちなみに嘘。

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