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退店!

黒髪?!

黒髪の人がいるなんて…!こっちにきてからご主人様以外に見たことないのに、いるところにはいるんだな。


「…ご主人様、見てくださいよ。あれ片方黒髪ですよ。」


「……ん。ほんとだな。」


ご主人様あんまり興味ないのか。まぁでも確かにご主人様結構日本人に会ってきたって言ってたしな。そんなもんなのかな。


とは言え、僕にとっては二人目の邂逅者なので話しかけようとすると。


「やめとけ。元々あっち側が喧嘩ふっかけたっぽいし。わざわざ面倒ごとに巻き込まれる必要ないしな。」


は、薄情な。同郷のものなんだから助けてあげればいいのに。


「おいそこのお前!俺を助けろよ!」


「無視しろ無視しろ。ああいう物言いのやつは総じてめんどくさいぞ。」


まぁ、確かにね。助けてほしいのにあんな言い方はないよねって思います。ぼくも。





扉の近くに行くとよくわかんない失礼な黒髪の人を止めてた屈強な男の人もぼくたちが行くと通してくれたので横を通って冒険者ギルドから出る。


はぁー。失礼な人だったね。




____________________





ご主人様に案内されて 着いたところは相当高級そうな建物だった。ご主人様の借りてるホテルも外観凄かったけど、ここはもうほとんどお城みたいなもん。ご主人様の知り合いもお金持ちなんだなってことがわかる。ただ、掃除が苦手な人なのか家先は雑草がボーボー生えてる。


ご主人様は躊躇せずに庭先の雑草を踏みつけながら入っていく。強い雑草なのかご主人様が踏んで進んだ後すぐに元の状態にぴょんって戻る。寝癖みたいじゃん。


僕は雑草がかろうじて生えてないところを見つけてジャンプしながらご主人様についていく。


ご主人様はノックもせずに玄関の扉を開けてずかずか踏み込む。


「えっ、ご主人様!ノックとかしなくていいんですか!」


「ノックしても気づかないから問題ないさ。」


えぇ…。それもそれでどうなの。

黒髪の人あんまり関係なかった。。、

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