登録完了!
なんか説明回みたいな話になった!
受付嬢さんに詳しく聞いてみると、実際虹色みたいな光を出す人はほとんど存在しないらしい。そもそも、複数の魔法属性に適正を持ってる人が数少ないらしいのでそれも仕方ないのかも。
ただ、受付嬢さんがさらに教えてくれたのは魔力量も段違いに少ないということ。冒険者ギルドに来るような人は平民が多いんだけど、平民は魔力量がほとんどない人が大半らしい。ぼくの量はその平民の人たちと同じくらいでエルフ(ハーフらしいけど)は魔力を大量に持つのが普通みたいでこんなに少ない魔力量のエルフはいないって言ってた。
とはいえ、魔力がないわけではなくて適正もあるので魔術師とか魔法使いとして生きていけるとも教えてくれた。冒険者の内訳的に魔術師は希少だから最悪訓練でどうにかなる魔力量だったら冒険者ギルドが優しく鍛えてくれるらしい。
まあ!総評すると!微妙なくらいのチートは貰えてると思ってもいいのかも?って感じだった。
「それで、どうしますか?……体格的に武術系は厳しそうですし、魔術師として登録しておきますか?」
「じゃあそれで。」
「いや、ぼくは一応剣術とかもやってみますよ!」
もしかしたらそっち方面で才能あるかもしれないしね!
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全然ダメだった。
剣とか持ち上げられない位重いし、弓も引くの難しいし、槍は軽かったけど(剣よりは)運動神経が悪いのか後ろの方に引っかかって転んじゃった。
ご主人様はずっとこっちみながら笑ってたので許さないし、受付嬢さんも顔隠しながら笑ってたから許せない。
「じゃ、じゃあ魔術師として登録しておきますね……。」
まだ笑ってる!
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再度受付嬢さんにギルドカードを戻して魔術師として登録してもらう。これも魔道具らしいけど、仕組みはよくわかんない。
それと、受付嬢さんがいうには魔法適正が多すぎてわかんないからしっかり検査したほうがいいらしい。
そこで、ご主人様の知り合いにそういうのが得意な人がいるらしいのでそこに行くことになった。
受付嬢さんに別れを告げて冒険者ギルドを出ようとすると扉の前に屈強な男が立ち塞がってる。
テンプレ的なやつかなって思ってたらぼくたちの方じゃなくて、向こうにいる黒髪の人を止めてるらしい。
って黒髪?!?!
ちょっと予定が立て込んでるので頭の中にあるやつを結構分割して書いてます。もしかしたら毎日投稿できなくなるかもしれないです。