第5話 依頼
こうです。
最後まで読んでいただけると嬉しいです。
そうして何とかカードはできた。
これで血判を押すことはないだろう。
少し気が楽になった気がした。
そうして、清掃の依頼を受けることになった。
用具が置いてある場所に案内してもらって簡単な説明を受けた。
最後に、困ったことがあったらここに貼ってあるのを見れば解決します。また、それで解決しない場合は私たちに聞いてくださいね。
壁を見る。
そこには効率の良い清掃の仕方も書いてあった。
これの通りにやれば完璧だろう。
そして、清掃を始めた。
掃除を始めた時は楽しさで忘れていたが、ここに来た理由を途中で考えてしまった。
第二の人生としてここに来たわけなのにこんなことをしていていいのだろうか?
いや、この仕事はブラックではないからまあ楽しさもあるのだから十分といってもいいだろう。
だけど、もっとゆっくりしたとも思う。
これ以上考えるのは、この仕事が終わってからにしよう。
そう思った。手に持っている雑巾を絞りながら...
そして効率的にしっかりと隅々までやった。
掃除してなかったのだろうか?
持っていた雑巾は黒くなっていた。
後は、奥の部屋一つだけだ。
部屋に入ると、掃除することがないくらい綺麗だった。
この部屋は、応接室みたいな感じだった。
席が向かい合っていてそして真ん中に机が置いてある。
そして、植物も飾ってあった。
綺麗な部屋だったからあまり掃除はしたくなかったが隅にある埃をしっかりととった。
そして、終わったことを報告した。
そしたら、一緒に見て回ることになった。
確認みたいだ。
まずは、棚の整理整頓についてみてもらった。
ここは、完璧にしていたから何も問題はなかった。
ほかの部屋も完璧にしていたから褒められた。
聞いたところそこまでやる人はいないみたいだ。
そのあと、担当の人と話した。
これからの生活場所について。
話を進めやすくするために、記憶が曖昧な人になることにした。
この話をしても信じてくれる人なんてほとんどいないだろうしそれに、追われたりしたら困るからだ。
生活場所として、この近くにある寮を勧めてくれた
この、ギルドで働いている人が多いみたいだ。
家賃もそこまで高くはなく最低限の生活は歩めそうだったからそこにした。
この世界についてあまり知らないからなんとなくで進めている。
もし知ったら変えていけばいいだけだから。
寮の鍵をもらいその寮に向かうことにした。
簡単な地図を書いてもらい迷うことはなさそうだ。
そして、迷うことなくついた。
外見は、まあ問題はなかった。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
これからも頑張ります。