序章 始まり
こうです。
よろしくなのです。
新規連載です。頑張ります。
この世界にいる意味とは?
そう考えるようになっていた。
現在、僕自身は社会人だ。
絶賛ブラック企業というものに勤めている。残業なんて当たり前だしパワハラなんかも日常だ。
会社を辞めたかった。だけど、周りからの期待によってそのようなことをすることができなかった。
学生のころまではよかった。
人との交流もあって楽しくて...
それと比べて今はどうだろう...休みなんてないし始発に乗りそして終電に乗って帰る。
楽しみのかけらもない生活だ。
辞めたい。そう思っても就職先をどうするのか?そのようなことを考えなければならなかった。
そしたら周りの目はどうなるのだろうか?
冷たい目で見られるだろう。
腕時計を見る。時刻は12時手前をを指していた。
このままだと、電車に間に合わない。
急いだ。
これに乗り遅れるとタクシーになる。
タクシーになれば少ない給料を使わないといけない。
それだけは避けたかった。
最悪歩けばいい。そういう答えもあるけどここから歩くとなると30分以上だ。
信号が青に変わる。
ひっそりとした交差点を急いで歩く。
あと少しで渡りきる。そのところで突然まぶしい光に照らされた。
その瞬間感覚が消えていった。
うっすらと見える車のランプを見ながら
なんとなく手に感じる液体をかんじた。
そして、ゆっくりと目を閉じた。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
これからも連載を頑張りますよ。