ウィレンティア王国と周辺国について
特に本編にはあまり関わりないですが、これなんだっけ? という時にちょこっと見てもらえると、参考になるかも、と思い連載中上の方に置いておいたものです。
PDFでまとめて読まれる方には、冒頭部分にこれがあると読みにくいのでは、と思いまして、連載終了のタイミングでこちらに移しました。ご了承ください。
※連載中第2部分に置いていたものです。若干の修正はしましたが、内容はほぼ同じです。
◆◆ウィレンティア王国の説明と周辺国について◆◆
・ウィレンティア王国
大陸西部に位置する大国よりは小さく、小国というには少し大きい王国。
北部は海に面し、南部は山岳地帯。中央部の平地に王都がある。
西側は大国サクルマラピスに接し、東側は小国三国に接する。
東に接する小国群を抜けると、砂漠地帯が広がる。
砂漠を越えると東の大国ソルパテリアに至る。
80年前に休戦協定を結んで以来、大規模な戦闘はない。
二代前の王アウレア・ルプスは大国二国を相手に戦い、
休戦協定に持ち込んだ中興の祖として英雄視されている。
八年前に王位争いがあり、第一王子が勝って新王として即位している。
王位争いに負けた第二王子は廃されることはなかったが、
臣下に下り王族ではなくなっている。
・サクルマラピス
大陸西部一の大国。
ウィレンティア前王の娘アレクシアがサクルマラピス現王妃。
80年前には大戦があったが、もともとはウィレンティアは
文化的にもサクルマラピスの影響が強い。
ウィレンティアの現王の姉であるアレクシアが
ウィレンティアの王位を主張し出し、関係は徐々に悪化している。
現在は国民生活に影響が出るほどではない。
・ソルパテリア
ウィレンティアより東、砂漠地帯を越えた先にある東の大国。
もともとは騎馬民族だった小国が100年ほど前に力をつけて、
一気に周辺国を併呑、大国へとのし上がった。
休戦協定後はウィレンティアとは貿易も盛ん。
特に東方の磁器は王侯貴族や富豪層に人気で、商人も多数行き交う。
ウィレンティアはソルパテリアとサクルマラピスの貿易に於ける
交通の要衝でもある。
・小国群
ウィレンティアの東から砂漠地帯までの間にある小国をまとめてそう呼ぶ。
その内、三国とウィレンティアが接している。
東部国境付近では小競り合いもある。
ウィレンティアと同盟関係にある国が多いが、
ソルパテリア側に寝返る国も増えてきている。
◆◆ウィレンティア国内の軍事◆◆
・騎士団
独立騎士団が4つ、王立騎士団がひとつ、魔法騎士団がひとつ。
全部で6つの騎士団がある。
王の御前で叙勲を受けた騎士が所属する。
叙勲を受けた騎士は平民出身者、もしくは貴族の次男以下の爵位がない者でも
準貴族(貴族と同等もしくはそれに準ずる者)として扱われる。
それぞれ独立組織として各騎士団同士は不干渉が慣例、
基本的には騎士団間の異動はない。
独立騎士団は国の四方に配置され、国境付近の要衝の砦を防衛。
王都に支部を置く。
普段は団長が最高指揮官だが、有事には王、もしくは将軍の指揮下に入る。
・王立騎士団
王立騎士団は主に王都と王城の防衛、及び警察機能を併せ持つ。
・魔法騎士団
魔法騎士団は魔力が強い者が所属。
魔力による防衛及び魔力攻撃に対応する。魔獣の駆除なども担当する。
魔法騎士団所属の者のみは一部各騎士団や領地軍に出向する。
・エリスタル騎士団
西の砦を守る独立騎士団。
団長は平民出身叩き上げの傑物スティン・ファネンデルト。
ディリエが副団長。国内最強と言われる。団員も一番多い。
エリスタル騎士団は独立騎士団の中でも歴史が古い。
白銀色の鎧、マントは濃い赤地に金の獅子の刺繍。
団旗も赤地に金の獅子の縫い取りがある。
団員は平民・貴族にこだわらず、実力のある者のみ採用される。
・イペール騎士団
東の砦を守る独立騎士団。
東の砦に近い立地のファラゼインとはよく合同訓練を行ったりする。
金色の鎧に緑と赤で縁取られた明るい橙色のマント、
刺繍は緑の蔦に赤の双頭の鷲。団旗も同じ色と縫い取り。
・領地軍
各領主が所有する領地を防衛する軍隊。警察機能を併せ持つ。
「~伯爵軍」のように呼ばれる。
有事の際には、王の指示で戦に参戦する義務がある。
各騎士団と区別するため領地軍に所属するものは軍人または兵士と呼ばれる。
軍人は騎士ではない。




