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シャボン玉は弾ける  作者: セッカ
7/8

幸せでしたか?

「お帰りなさい」

この言葉をどんなに求めていたんだろう。


帰ってきたら優しい匂いがして、

へらっと笑う君が待っている。

そんな日々が当たり前だと甘えていた。


空を飛べるようになるとか、

魔法が使えるようになるとか。

そんな無茶じゃなかったはずなのにね。


今日の寂しさが嫌いだ。

明日も震えて過ごすのだろう。

忘れようとしているくせに、

君がどうしようもなく好きな

僕も救えないんだけどさ。


僕の辛さの原因は

君だからね、分かってる?

君は僕を困らせるのが得意だね。


傍にいないかな。

伸ばした手に感じたのは、

ただの冷たい風でした。

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