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シャボン玉は弾ける  作者: セッカ
6/8

無性に悲しく、冷たかったよ

「行ってきます。」

こだまする自分の声が虚しくて、

いつもよりも早く家を出た。


駅のホーム、

何の感情もない目をして、

ジリジリうるさい音を聞いていた。

ああ、ここを飛び越えれば…

君のところへ行けるのかな。

まあ、君はそんな僕を

喜んで歓迎するやつじゃないけど。


ーーーーーーーーーーーーーー


会社での時間は早いもので、

君の事を考えなくてもいい。

腕時計の針は12時を差している。

そろそろお昼なのか。


鞄を開けて見えたものが、

君の弁当じゃない。

それが無性に悲しくなったよ。

絆創膏が増えていく手で、

不器用な君が作る

あの甘い味が今さら恋しくて、

どうしようもない。


昼は嫌いだ。

あの優しい手を思い出すから。


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