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シャボン玉は弾ける  作者: セッカ
5/8

隣に誰もいない朝はね

鳴り響く目覚ましを止める。

眠い目を擦って


「おはよ…」


シーンと静まり返る。

そっか、誰もいないんだ。

涙なんか知らないふりをして

重い体を起こす。

朝御飯を作らないと。



「おまたせ。」


また静まり返った。

椅子は一つ空いているのに、

机は無駄に広いのに、

そこに君はいないのに、


味噌汁は二杯分。

箸は二膳。

小さな茶碗も隣。


またやっちゃったなあ。

何してるんだろう。

今自分は一人じゃないか。

なんて馬鹿な僕。


「いただきます。」


朝は嫌いだ。

寝ぼけた君を思い出すから。


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