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謝る事すら出来なかった
シャボン玉が飛んでいた。
消えたり弾けたり。
もう戻ってこない
君のようで苦しかった。
シャボン玉を
空っぽにしなければ
良かったのかなあ。
そうしたら、
まだ弾けなかったのかなあ。
僕が君を、
殺しちゃったのかなあ。
あの日、
些細なことで喧嘩した。
怒って出ていった君は…
無くしてしまった
大切なものを亡くしてしまった。
一つ一つと、
積っていくのは悲しさ。
一つ一つと、
散っていくのは幸せ。
ごめんなさいと僕。
今さら謝っても、
遅すぎて何も聞こえないよ。




