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ピチョン……。
「ひゃっ」
冷たい水が私の胸に落ちてきて、目が覚めた。
ここは見覚えのない場所、リーンの洞窟でもない。
体は横たえられていたので、上半身を起こそうとした……が。
ジャラジャラ……ベットのような場所に手足を繋がれていた。
「にゃ、にゃんだ? リーンここどこにゃ」
大声を張り上げるも返事は帰ってこない。
ただむなしく私の声がこだまするだけ。
どこよここ?
ふかふかのベットに、鎖でつながれている手脚。
どこか貴族様の寝室みたいなつくりだ。
「おやおや、目が覚めたかい?」
声の方を見るも、明かりがなく誰だかわからない。
聞き覚えのない声であるのは確かだ。
「あなたは誰にゃ?」
「ちょっと待ってな、今明かりをつけてあげるよ」
そういうとなぞの人物は、ろうそくに明かりをともす。
その姿を見て私は凍りついた。
「メデューサ?」
そう、髪の毛は蛇、顔は整っていて美しいの一言に尽きる。これまた悔しいことにスタイルも抜群だ。
まるで貴族のパーティにでも行くような露出度の高い高価そうなドレスをまとっているその姿は、想像していたメデューサとは少し違っていた。
「あなたがローザかにゃ?」
顔を見ないようにそっぽを向く。
「そうですよ。私がローザ。あなたのお名前は?」
からかっているのだろうか? まるで子供を諭すように訪ねてくる。
「わ、私はミカン。ミカン・オ・レンジだにゃ」
ローザの気配が近づいてくるのがわかる。
「そう、ミカンちゃんなのね。うらやましいは若いって素敵ね」
ギシっとベットがきしむ音がする。そしてローザの手と思われるものが私の頬を撫で上げる。
「リーンから聞いているにゃ、宝玉のことをにゃ」
「ええ、もちろん聞いているわ」
ローザの手が、私の胸元で止まる。
プツップツっっと胸元のボタンが外されていく。
「ちょ、何してるにゃ」
「恥ずかしがることはないでしょ。女同士ですものね」
するすると服と肌の間を滑るローザの手は、ツルツルしてまるで赤ん坊のようにきめ細かい。
「んん~」
「可愛く鳴いてごらんなさい。ミカンちゃん」
今度は太ももからスカートの中にローザの指が滑り込む。
下着の上からゆっくりと、デリケートな部分に近づくローザの指。
「な、んん~やめ……」
声がかすれる。全身に熱がこもったように体の芯が熱くなる。
上半身はいつの間にかはだけていて、二つの双丘があらわになっていた。
ローザの指が、双丘の片方に上り始める。
「アン」
思わず声が出た。ローザの指が触れたところは熱くなっていった。
「あら、可愛い声で鳴くのね。もっと聞かせて頂戴」
ローザの指は双丘を包み込むように、優しくなでまわす。
時には強く、時には優しく……こんなの初めて。
……じゃなくって、何とかこの場を抜け出さないと。
しかし、体からは力が抜けてしまっている。
抵抗しようにも鎖が私を拘束して、満足に動けない。
『レモン、助けて!』
もう、ダメ……自分の体が熱くて、ローザの愛撫が気持ちよすぎる。
イヤなのに、イヤなのに……体がもっとと求めてしまう。
「さて、そろそろ頃合いかね」
ローサは楽しげに言うと、私の双丘を冷たい粘液と生温かな何かが這い回り始めた。




