表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
58/312

 


☆☆☆

 --朝食--


「「お代わり」」

 マイヤーとアイヤーの元気な声がこだまする。


 なんとなくこうしてみんなで食べる食事って久しぶりだな。

 思わず顔がほころんでしまう。


「レモン、昨日一体にゃにがあったんにゃ?」

「村長の屋敷に行ったのは覚えているか?」

「うん、庭でバーベキューパーティしたにゃ?」

 確かマイヤーとアイヤーに襲われている間に意識を失ったんだよね。


「ミカンが意識を失って、部屋に運んだあと戻ってみるとバニーガールたちとちちくりあってる村長たちがいたんだ」

 ちちくりあってるって……。

 お酒のせいかな? 村長さんかなり飲んでたしね。


「そしたらリーンが現れた。リーンの魔力で、村長たちはちちくりあってたんだ」

「そうなんだよ。サキュバスの魔力のせいなんだ。信じてくれよミーちゃん」

 ゴン……私の胸に顔をうずめようとしたホイヤーさんをレモンは殴り飛ばした。


「リーンは何ていってたにゃ?」

 部屋では、宝玉がどうのとか言ってたけど……。

 私は断片的に残る記憶を探し出していた。


「リーンはあと六日で宝玉を持ってこいと言っていた。さもなくば三人の命はないと」

 三人……ホイヤーさん、マイヤー、アイヤーの三人よね。


「そんなことをさせるわけにはいかにゃいにゃ。急ごうレモン」

 私は立ち上がった。


「待てよミカン。まずはコッケラーを倒すことを優先したい。みんなはどうだ?」

 レモンはみんなの顔を見回した。


「いいんじゃないか? メデューサ戦の前哨戦だろ?」

「ああ、そういうことになる」

 ホイヤーさんの言葉に答えるレモン。


「おでも反対ない」

「コボコボ」

 どうやら、ドリアンさんもフーリクスさんも賛成のようだ。


「マイヤーとアイヤーはどうするにゃ?」

 レモンに聞くと。


「もちろん行くぜ! 新戦力もはいったからな」

「あたいも行くよ。戦力は多い方がいいからね」

 二人とも行く気満々だ。


「よし決まりだな。全員でコッケラー討伐だ」

 レモンの一言で、雄たけびを上げる。


 私は、誰もケガ人が出ませんように、と心の中でそっと祈らずにはいられなかった。





 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ