表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
57/312

 


「ちょっとどうしたんにゃ? ホイヤーさん」

 胸に顔をうずめて泣き叫ぶホイヤーさん。

 いったい何があったんだろう?


「リーンの術にはまってしまったとはいえ、あんなことやこんなことをしてしまったボクを許してくれ」

「アン、ちょっとやめ……アン」

「コボコボ」

 ギャリさんが包丁をホイヤーさんに突きつけた。


 さすがにホイヤーさんは、私の胸にうずめていた顔を離して後ずさった。


「落ち着こう、ね。ボクが悪かった」

 そうよ、ホイヤーさんが悪いんだから。


「コボボ」

「わかったよ、ギャリ君もしてほしかったんだね」

 なんでそうなる? ホイヤーさんはギャリさんの豊満な胸に飛び込んだ。


「コボボ」

「ちょっとやめるにゃホイヤーさん」

 ホイヤーさんをギャリさんから引きはがそうとして腕を引っ張った。


「コボボボボボ」

 ドカっとホイヤーさんの体に衝撃が走ると、ホイヤーさんは地面に転がった。


 そしてそののど元にヤリが付きつけられたのだ。

 そう、フーリクスさん登場だ。


「わ~冗談、冗談だよフーリクス君。だからヤリをしまってくれ」

 本当に女好きなんだから。ホイヤーさんは。


 それにしても……。

「ホイヤーさん。村長さんのお屋敷でリーンが現れた後どうなったの?」

 レモンは教えてくれなかったこと、ホイヤーさんなら教えてくれるよね。


「じゃミーちゃん、手取り足取り教えてあげるからボクの部屋においで」

 手取り足取り? 


「こら、朝から盛ってんじゃない。昨日充分に発散したろ」

「レモン」

「ミカンもミカンだ。この男がどんなに危険かわかるだろう?」

 いや確かにそうだけど。


「昨日のことは飯の時にみんなに話す。そのうえでどうするか決める。これでいいか?」

 私の目を見てレモンが答えた。


「うん、それならいいにゃ」

 私は頷いた。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ